
【婚活辞典 No.0061】40代・50代女性が婚活で「言い方がきつい」と思われるのはなぜ?無意識の一言を見直す方法
【婚活辞典 No.0061】40代・50代女性が婚活で「言い方がきつい」と思われるのはなぜ?無意識の一言を見直す方法

男性は傷ついているかもしれません
40代・50代女性の婚活相談をしていると、 男性への不満を聞くことは少なくありません。
「会話がつまらなかった」
「気が利かなかった」
「服装がちょっと……」
「年収の割にお店選びが普通だった」
もちろん、 相手に対して感じることがあるのは自然です。
しかし最近の婚活現場では、 男性だけに問題があるとは限りません。
女性本人は気づいていなくても、 言葉や態度によって 男性から「もう会いたくない」と 思われていることがあります。
「言い方がきつい」と思われてしまう女性
自分では、 はっきり意見を言っているだけ。
正直に感想を伝えているだけ。
相手のためを思って 教えてあげているだけ。
それでも男性からは、 「少し怖かった」 「一緒にいると疲れそう」 「また会いたいと思えなかった」 と受け取られることがあります。
言っている内容の中には、 間違っていないこともあるでしょう。
しかし婚活では、 「正しいかどうか」だけではなく、 「相手がどう感じるか」 も大切です。
相手の受け取り方は同じではありません
言い方がきつい女性の多くは、 わざと男性を傷つけようとしているわけではありません。
むしろ本人は、 普通に会話をしているつもりです。
だからこそ、 自分では気づきにくいのです。
正直に言っただけ
冗談のつもりだった
アドバイスしただけ
思ったことを聞いただけ
否定された
馬鹿にされた
上から目線に感じた
配慮がないと思った
同じ言葉でも、 話す側と受け取る側では 意味が変わることがあります。
特に初対面のお見合いでは、 まだ信頼関係がありません。
長年の友人なら笑って済ませられる言葉でも、 初対面の男性には 強く刺さることがあります。
40代・50代になると、 人生経験が増え、 自分なりの考えもはっきりしてきます。
そのため、 相手を見た時に感じたことを すぐ言葉にしてしまう女性もいます。
「写真と少し違いますね」
「思ったより背が低いんですね」
「その仕事で将来は大丈夫ですか?」
「その年収で一人暮らしは大変じゃないですか?」
本人は会話のつもりでも、 男性は 「会ってすぐ評価された」 「欠点を探されている」 と感じることがあります。
「写真と違いますね」
「思ったより年上に見えます」
「その仕事、大変そうですね」
「もっと痩せた方がいいですよ」
今、本当に言う必要がある?
初対面で聞くこと?
自分が言われたらどう感じる?
別の言い方はできない?
仕事や人生経験を重ねてきた女性ほど、 判断力があり、 問題点に気づくのも早いことがあります。
しかし婚活では、 正しい答えを出すことよりも、 相手と気持ちよく会話をすることが大切です。
男性が仕事の悩みを話した時に、
「だったら転職すればいいじゃないですか」
男性が婚活の苦労を話した時に、
「条件を下げればいいだけですよね」
男性が失敗した話をした時に、
「それはあなたにも原因があったんじゃないですか?」
こうした言葉は、 内容として間違っていない場合もあります。
しかし男性が求めていたのは、 正解ではなく、 「それは大変でしたね」 という共感だったかもしれません。
「だったら変えれば?」
「普通はそうしません」
「あなたにも原因があります」
「考え方が甘いと思います」
「それは大変でしたね」
「そう感じたんですね」
「いろいろ考えたんですね」
「その後どうされたんですか?」
「どう伝わったか」を考えてみましょう
言い方がきついと思われる女性の多くは、 相手を傷つけようとしているわけではありません。
正直に話しているだけ。
思ったことを伝えているだけ。
相手のために言っているだけ。
そう思っていることも多いでしょう。
しかし婚活では、 自分の意図だけではなく、 相手がどう受け取ったかも大切です。
言葉は、 人を近づけることもあれば、 気づかないうちに遠ざけることもあります。
まずは、 思ったことをすぐ口にする前に、 一度だけ考えてみてください。
「今、この言葉は必要だろうか?」
「自分が言われたらどう感じるだろうか?」
その小さな習慣だけでも、 相手に与える印象は変わります。
次の第2回では、 「初対面で失礼な質問をする」 「否定から会話を始める」 「冗談のつもりで相手を傷つける」 など、 さらに気づきにくい原因を詳しく見ていきます。
相手はそう受け取らないことがあります
第1回では、 40代・50代女性が 「言い方がきつい」と思われる原因として、
思ったことをそのまま口にすること。
正論で相手を追い詰めること。
この2つを紹介しました。
しかし、 婚活で男性を遠ざけてしまう言葉は、 それだけではありません。
本人は、 会話を盛り上げるために聞いただけ。
冗談を言っただけ。
自分の意見を言っただけ。
それでも相手には、 「失礼な人」 「否定ばかりする人」 「一緒にいると疲れる人」 と受け取られることがあります。
お見合いでは、 相手のことを知るために 質問をすることが大切です。
しかし、 「知りたいことは何でも聞いてよい」 わけではありません。
特に初対面では、 まだ信頼関係がありません。
本人は確認のつもりでも、 男性からは 「面接されている」 「値踏みされている」 「失礼なことを聞かれた」 と感じられることがあります。
これらは、 結婚を考えるうえで 確認が必要になることもあります。
しかし、 必要な質問であることと、 初対面で聞いてよいことは同じではありません。
年収はいくら?
貯金はいくら?
家は持っている?
親の介護はどうする?
まず人柄を知る
信頼関係を作る
自分の考えも伝える
必要な時期に話し合う
会話を始めてしまう
会話には、 その人の癖が出ます。
自分では気づかないうちに、 相手の話に対して 否定から入っている女性もいます。
男性が、 「休日は家でゆっくりすることが多いです」 と話した時に、
「でも、ずっと家にいるのはもったいなくないですか?」
男性が、 「料理は簡単なものしか作れません」 と話した時に、
「いや、それくらいはできた方がいいですよ」
男性が自分の考えを話した時に、
「普通はそう考えませんよね?」
こうした会話が続くと、 男性はだんだん 話したくなくなってしまいます。
「でも……」
「いや……」
「普通は……」
「それは違うと思います」
「そうなんですね」
「そういう考えもありますね」
「なるほど」
「私はこう考えることもあります」
相手の意見に、 すべて賛成する必要はありません。
自分の考えを持つことも大切です。
ただし、 相手の話を一度受け止めてから 自分の意見を伝えるだけで、 会話の印象は大きく変わります。
会話を楽しくしようとして、 冗談を言うことがあります。
しかし、 相手の外見や年齢、 仕事や収入を使った冗談は、 婚活では特に注意が必要です。
「思ったより老けて見えますね(笑)」
「その年収なら私の方が上かもしれません(笑)」
「その服、誰が選んだんですか(笑)」
「だから独身なんじゃないですか(笑)」
言った女性は笑っていても、 言われた男性は笑えないことがあります。
語尾に「(笑)」をつけても、 傷つく言葉が優しい言葉になるわけではありません。
外見をからかう
年齢をからかう
仕事や収入をからかう
独身理由をからかう
共通の趣味
楽しかった出来事
好きな食べ物
行ってみたい場所
終わらせていませんか?
言い方について指摘された時に、
「私は昔からこういう性格だから」
「裏表がないだけです」
「思ったことを言えるのが私の良いところです」
「私はサバサバしているから」
そう考える女性もいます。
もちろん、 はっきりした性格そのものが 悪いわけではありません。
しかし、 はっきりしていることと、 相手への配慮がないことは違います。
必要なことを分かりやすく伝える
後から悪口を言わない
相手によって態度を変えない
相手の意見も尊重する
思ったことを何でも言う
相手の気持ちを考えない
傷つけても謝らない
「私はこういう人」で終わらせる
性格を変える必要はありません。
はっきりした女性が好きな男性もいます。
しかし、 自分らしくいることと、 相手を傷つけてよいことは同じではありません。
良い関係は作れません
初対面で、 踏み込みすぎた質問をする。
「でも」「いや」「普通は」 から会話を始める。
冗談のつもりで、 相手の外見や仕事をからかう。
そして指摘されると、 「私はサバサバしているだけ」 と考える。
こうした言葉や態度は、 本人には悪気がなくても、 男性を遠ざけることがあります。
婚活では、 自分の本音を隠す必要はありません。
自分の意見を言わない女性になる必要もありません。
大切なのは、 同じ内容でも、 相手を尊重する伝え方を選ぶことです。
言いたいことを我慢するのではありません。
どう言えば、 相手にきちんと届くかを考えることです。
次の第3回では、 「では、どう言い換えればよいのか?」
婚活で印象を下げる言葉を、 相手に伝わる言葉へ変える 具体的な言い換え方法を紹介します。
「伝え方」を少し変えてみましょう
ここまでの記事を読んで、
「では、何も言わない方がいいの?」
「本音を隠して婚活しなければならないの?」
そう感じた女性もいるかもしれません。
しかし、 そうではありません。
自分の考えを持つことも、 希望を伝えることも大切です。
婚活で見直したいのは、 「何を言うか」だけではなく、 「どう言うか」です。
お見合いで相手に会った時、 写真との違いを感じることがあります。
しかし、 会ってすぐに外見について評価する必要はありません。
「写真と全然違いますね」
「思ったより老けていますね」
「もう少し痩せた方がいいですよ」
「その服、似合っていませんね」
今、言う必要がある?
自分が言われたらどう感じる?
良いところにも目を向けられない?
関係ができてから話せない?
外見については、 「どう言い換えるか」よりも、 「今、本当に言う必要があるか」 を考えることが大切です。
結婚相手を探していれば、 自分とは違う考え方に出会います。
その時、 相手の意見を否定する必要はありません。
「それは違うと思います」
「普通はそう考えません」
「私は絶対に無理です」
「その考え方はおかしくないですか?」
「そういう考え方もあるんですね」
「私は少し違う考え方をしていました」
「私はこうだと嬉しいです」
「もう少し聞いてもいいですか?」
相手と違う意見を持っても構いません。
大切なのは、 「あなたは間違っている」ではなく、 「私はこう考えている」と伝えることです。
結婚を考えるうえで、 お金や仕事、 住む場所などの確認は必要です。
しかし、 質問の仕方によっては、 相手を査定しているように見えることがあります。
「年収はいくらですか?」
「家は買えますか?」
「転勤は絶対にないですか?」
「親の介護は私にさせませんよね?」
「将来はどんな暮らしが理想ですか?」
「住む場所はどう考えていますか?」
「仕事は今後も続けたいですか?」
「お互いの親のことも話せるといいですね」
結婚生活は、 相手の条件を確認するだけでは作れません。
「あなたは何をしてくれるの?」 ではなく、 「二人ならどうしていける?」
この視点を持つだけで、 会話の雰囲気は変わります。
交際が進めば、 相手に直してほしいことが出てくることもあります。
その時、 命令や批判の形で伝えると、 相手は心を閉ざしてしまいます。
「もっと連絡してください」
「普通はそのくらいしますよ」
「その服装は変えた方がいいです」
「もっと気を利かせてください」
「もう少し連絡があると嬉しいです」
「こうしてもらえると安心します」
「今度一緒に服を見ませんか?」
「私はこうしてもらえると嬉しいです」
人は、 「直しなさい」と言われると反発します。
しかし、 「こうしてもらえると嬉しい」と言われると、 相手のために変わろうと思えることがあります。
婚活では、 相手の希望に応えられないこともあります。
その時も、 はっきり断ることと、 冷たく伝えることは同じではありません。
「それは無理です」
「私は行きたくありません」
「そういう男性は対象外です」
「絶対に嫌です」
「誘ってくださって嬉しいです」
「今回は別の場所はいかがですか?」
「私はこういう方が合いそうです」
「少し考えさせてもらえますか?」
相手の希望を断る時ほど、 人柄が表れます。
断る内容は変えなくても、 相手への敬意を添えることはできます。
一つ置いてみましょう
言い方を変えるのが難しい時は、 文章をすべて考え直す必要はありません。
まずは、 言いたいことの前に 一言を加えてみてください。
たった一言でも、 相手が受ける印象は変わります。
相手との距離も変わります
婚活で、 自分の意見を我慢する必要はありません。
本音を隠す必要もありません。
ただし、 同じ内容でも、 伝え方にはいくつもの選択肢があります。
相手を否定するのか。
自分の希望として伝えるのか。
相手を評価するのか。
二人の将来として話すのか。
その違いによって、 相手が受ける印象は大きく変わります。
婚活で大切なのは、 言いたいことを我慢することではなく、 相手に届く言葉を選ぶことです。
次の第4回では、 自分では気づきにくい「言い方の癖」を確認できるチェックリスト と、 今日から始められる改善方法を紹介します。
自分では気づきにくい「言い方の癖」
ここまで、 婚活で「言い方がきつい」と 思われる原因を見てきました。
しかし、 自分の話し方は 自分ではなかなか分かりません。
長年使ってきた言葉は、 それが普通になっているからです。
まずは、 自分の会話にどのような癖があるのか 確認してみましょう。
数えてみましょう
次の10項目の中で、 普段の自分に当てはまるものを 数えてみてください。
数によって、 今の話し方を振り返ってみましょう。
相手への配慮ができています。 今の良さを大切にしながら、 相手との違いも楽しみましょう。
無意識の言葉の癖があるかもしれません。 一つずつ意識すると会話が変わります。
悪気がなくても、 男性が緊張したり傷ついたりしている 可能性があります。
長年の話し方を、 一日ですべて変える必要はありません。
まずは次の3つから 始めてみましょう。
男性側だけにあるとは限りません
婚活相談では、 男性に対する不満を聞くことがあります。
会話がつまらなかった。
気が利かなかった。
お店選びが良くなかった。
条件が希望と違った。
もちろん、 男性側に改善が必要なこともあります。
しかし最近の婚活現場では、 女性側の言葉や態度によって 男性が離れてしまうケースもあります。
男性が何も言わなかったからといって、 傷ついていないとは限りません。
大人の男性ほど、 その場で言い返さず、 静かに交際終了を選ぶことがあります。
婚活は、 相手を選ぶ活動であると同時に、 自分も相手から選ばれる活動です。
これは男性も女性も同じです。
自分の良さを変える必要はありません。
ただ、 その良さが相手に伝わる言葉を 選んでみてください。
婚活の記事では、 男性の問題点が取り上げられることも、 女性の問題点が取り上げられることもあります。
しかし、 婚活がうまくいかない原因を 性別だけで決めることはできません。
男性にも、 見直した方がよい部分があります。
女性にも、 見直した方がよい部分があります。
大切なのは、 誰が悪いかを決めることではありません。
自分に変えられることがあるなら、 次の出会いに活かすことです。
相手との距離は変わります
40代・50代になると、 自分の考え方や話し方が ある程度できあがっています。
だからこそ、 自分の言葉の癖には 気づきにくくなります。
思ったことをそのまま言う。
正論で相手を追い詰める。
初対面で踏み込んだ質問をする。
「でも」「いや」「普通は」 から会話を始める。
冗談のつもりで相手を傷つける。
そして、 「私はこういう性格だから」 で終わらせる。
こうした言葉は、 悪気がなくても 男性を遠ざけることがあります。
本音を隠す必要はありません。
自分の意見をなくす必要もありません。
ただ、 言葉を口にする前に 一秒だけ考えてみてください。
「今、この言葉は必要だろうか?」
「自分が言われたらどう感じるだろうか?」
「もっと伝わる言い方はないだろうか?」
その小さな習慣が、 婚活の印象を変えることがあります。
焦らず・腐らず・諦めず。
次の出会いでは、 いつもより少しだけ 相手が受け取りやすい言葉を 選んでみましょう。

