
価値観が同じ人と結婚すればうまくいく?|結婚の勘違い研究所③
価値観が同じ人と結婚すればうまくいく?|結婚の勘違い研究所③
価値観が同じ人と結婚すれば
うまくいく?
きっとうまくいく」
結婚相手を探していると、 「価値観が合う人がいい」 という言葉をよく耳にします。
お金の使い方が同じ。 休日の過ごし方が同じ。 家族に対する考え方が同じ。 子どもについての考え方が同じ。
もちろん、価値観が近いことは、 結婚生活を考えるうえで大切なポイントの一つです。
でも、少し考えてみてください。
本当に「うまくいく」ということなのでしょうか?
そもそも、二人の価値観がすべて同じということは、 現実にはほとんどありません。
そもそも「価値観が同じ」とは何でしょう?
「価値観」という言葉は、 とても便利な言葉です。
しかし、実際には、 一つの考え方だけを指しているわけではありません。
お金、仕事、家事、家族、子ども、 休日、友人関係、住む場所、将来の生活など、 人によってさまざまな価値観があります。
お金に対する価値観
貯金を重視する人もいれば、 今の生活を楽しむことを大切にする人もいます。
仕事に対する価値観
仕事を人生の中心に考える人もいれば、 家族との時間を優先したい人もいます。
家族に対する価値観
親との距離感や、 結婚後の家族との付き合い方にも 一人ひとり違いがあります。
暮らしに対する価値観
一緒に過ごす時間を大切にする人もいれば、 一人の時間も大切にしたい人もいます。
「価値観が違う」ことは、悪いことなのでしょうか?
ここで、一つ考えてみたいことがあります。
もし二人の価値観が少し違っていたら、 その結婚はうまくいかないのでしょうか。
「合わない」ことは、本当に同じでしょうか?
たとえば、夫は休日に外へ出かけたい。 妻は家でゆっくり過ごしたい。
夫はお金を使って楽しみたい。 妻は将来のために貯金したい。
この二人は、 「価値観が違うからダメ」なのでしょうか。
それとも、 「違いをどう調整するか」を二人で考えられるなら、 一緒に生活していけるのでしょうか。
大切なのは「同じこと」より「違ったときの向き合い方」
結婚生活では、 どれだけ相性の良い二人でも、 意見が違う場面は出てきます。
そこで重要になるのが、 「同じ価値観を持っているか」だけではなく、 「価値観が違ったときに、どうするか」 ということです。
価値観が違ったとき
「普通はこうでしょ」
「あなたがおかしい」
「どうして分かってくれないの?」
二人で考えてみる
「あなたはどう考えている?」
「私はこう感じている」
「二人にとってどうするのが良いだろう?」
同じ価値観を持っていることよりも、 違いを話し合える関係のほうが、 結婚生活では大切な場面もあるのかもしれません。
「価値観が合う人」を探しすぎていませんか?
婚活では、 「価値観が合う人」という条件を 求めることがあります。
もちろん、それは自然なことです。
ただ、 「自分と同じ考え方をする人」 を探しすぎてしまうと、 出会いの中で見落としてしまうものもあります。
こんな視点でも相手を見てみませんか?
- 自分と違う意見を言われたとき、話を聞ける人だろうか?
- 自分の考えを押しつけず、相手の考えも尊重できるだろうか?
- 意見が違ったとき、話し合うことができるだろうか?
- 「違っていても大丈夫」と思える相手だろうか?
- 二人でちょうどいい答えを探せるだろうか?
結婚は「価値観を合わせること」ではなく「生活をつくること」
結婚前は、 「価値観が合うかどうか」 が気になるものです。
しかし、結婚後の生活では、 価値観が違う場面に出会うたびに、 二人で調整していくことになります。
どちらか一方が正しいのではなく、 「今回はこうしよう」 「次はこうしてみよう」 と二人なりの答えをつくっていく。
「同じ価値観の二人」を探すことではなく、
「違いのある二人で生活をつくること」なのかもしれません。
あなたが本当に確認したい「価値観」は何ですか?
「価値観が合う人がいい」 と思ったときは、 もう一歩だけ深く考えてみるのもおすすめです。
- お金について、話し合えるだろうか?
- 家事や仕事について、相談できるだろうか?
- 意見が違っても、相手を否定しないだろうか?
- 自分の希望も相手の希望も、大切にできるだろうか?
- 二人で妥協点や新しい方法を探せるだろうか?
「価値観が同じか」という一つの質問よりも、 こちらのほうが、 結婚生活を具体的にイメージできるかもしれません。
「同じだから安心」ではなく、「違っても話せる」関係。
婚活では、 「価値観が合う人を探しましょう」 と言われることがあります。
もちろん、価値観が近いことは、 結婚相手を考えるうえで大切な要素です。
でも、人はそれぞれ違います。 どれだけ似た二人でも、 すべてが同じになることはありません。
だからこそ、 「同じかどうか」だけではなく、 「違ったときに、この人とは話し合えそうか」 を見てみる。
それもまた、 結婚相手を考える大切な視点なのではないでしょうか。
次は、「好きになった人なら
結婚して大丈夫?」を考えてみましょう。
「好き」という気持ちは、結婚を決めるうえでどこまで大切なのでしょうか。
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