
結婚したら相手は変わってくれる?|結婚の勘違い研究所⑧
結婚したら相手は変わってくれる?|結婚の勘違い研究所⑧
結婚したら
相手は変わってくれる?
「結婚したら、もう少し家事をしてくれるようになるかも」
「今は仕事ばかりだけど、結婚したら家庭を大切にしてくれるはず」
「今はあまり気持ちを言葉にしてくれないけれど、 一緒に暮らせば変わってくれるかもしれない」
そんなふうに考えたことはありませんか?
それは、本当にそうなのでしょうか?
人は、誰かとの出会いや生活環境によって、 少しずつ変わっていくことがあります。
でも、 「結婚したら相手が自分の望むように変わる」 と期待することとは、少し違います。
なぜ「結婚すれば変わる」と思ってしまうのでしょう?
結婚は、恋人同士の関係から 生活を共にする関係へ変わる大きな出来事です。
そのため、 「今とは違う関係になるのだから、 相手も変わっていくのでは?」 と考えることがあります。
一緒に暮らせば分かってくれる
「一緒に生活するようになれば、 自分が何を求めているのか 分かってくれるだろう」 という期待です。
家族になれば変わる
「家族になれば、 今より責任感を持ってくれるはず」 と考えてしまうことがあります。
自分のためなら変わってくれる
「私のことを大切に思っているなら、 きっと変わってくれる」 という期待が生まれることもあります。
今はまだ結婚前だから
「結婚前だから本気ではないだけ」 と考え、 現在の相手より未来の相手を 想像してしまうことがあります。
「変わること」と「変えてもらうこと」は違います
人は、結婚したからといって 必ず別人になるわけではありません。
生活環境が変われば、 考え方や行動が変わることはあります。
ただし、それは多くの場合、 本人が必要性を感じたり、 自分自身で変わろうと思った結果です。
「変えてもらう」発想
「結婚すれば、家事をしてくれるはず」
「結婚すれば、優しくなるはず」
「結婚すれば、もっと家庭を大切にするはず」
相手の未来を、自分の期待で決めてしまう。
「一緒に考える」発想
「今の二人なら、どう生活したい?」
「家事はどう分担する?」
「お互いに大切にしたい時間は何?」
結婚前から、二人で話し合っていく。
「結婚する前から、一緒に考えられるか」。
気になることは、「結婚後に変わるか」ではなく確認してみる
もちろん、 相手のすべてを今の段階で 完璧に判断することはできません。
だからこそ、 「きっと変わる」と期待するよりも、 今の相手と話してみることが大切です。
- 家事や生活の分担について、どう考えている?
- 仕事と家庭のバランスをどうしたい?
- お互いに一人の時間は必要?
- 意見が違ったとき、どう解決したい?
- 将来、どんな家庭をつくりたい?
- 今の自分の考えを、相手は理解しようとしてくれる?
大切なのは、 「答えが自分と同じか」だけではありません。
違う意見が出たときに、 二人で話し合えるか。
そこを見ることも、 結婚相手を考えるうえで大切な視点です。
「変わってほしい」と思うところほど、結婚前に考えてみる
相手の気になるところが、 一つや二つあるのは自然なことです。
しかし、 「そこが変わらなかったら、 結婚生活は難しい」 と思っているのであれば、 その問題は結婚後に持ち越さないほうがいいかもしれません。
「変わってくれたら大丈夫」ではなく、
自分に問いかけてみませんか?
- もし相手が今のままだったとしても、一緒に暮らしたい?
- 相手のその部分を、受け入れることはできる?
- その問題について、二人で話し合うことができる?
- 「変わってほしい」ではなく、自分にできることはある?
- 相手も、自分に変わってほしいと思っている部分があるかもしれない?
こうして考えてみると、 「相手を変える」という発想から、 「二人でどう付き合っていくか」 という発想に変わっていきます。
結婚は「相手を完成させること」ではありません
結婚前に、 「この人にはここが足りない」 と思うことがあるかもしれません。
でも、 自分もまた完璧ではありません。
相手から見れば、 自分にも「もう少しこうだったら」 と思われる部分があるでしょう。
だから結婚とは、 完璧な二人が出会って始まるものではなく、 違いのある二人が、 少しずつ関係をつくっていくもの と考えることもできます。
「今の二人で、どう幸せをつくっていくか」。
それでも「変わってほしい」と思うときは?
「相手を変えようとしない」と言っても、 何でも受け入れなければならない、 という意味ではありません。
結婚生活にとって大きな問題になることや、 自分がどうしても受け入れられないことまで、 我慢する必要はありません。
大切なのは、 「変わってくれることを期待して結婚する」のではなく、 「今の相手を見たうえで、 この人と一緒に考えていけるか」 を考えることです。
相手が変わることを待つのではなく、 二人で話し合い、 二人で決め、 二人で少しずつ変わっていく。
そんな関係なら、 結婚後にも新しい変化を 一緒に受け止めていけるかもしれません。
「結婚したら変わるかも」という期待を、少しだけ見直してみる
婚活では、 相手の今だけではなく、 「この先どうなるか」も考えます。
それは、とても自然なことです。
ただ、 「今は気になるけれど、結婚すれば変わる」 という期待が大きくなりすぎると、 今の相手を見る目が変わってしまうことがあります。
私たちが結婚前に考えてほしいのは、
「この人が変わることを期待しているのか?」
「それとも、今のこの人と一緒に未来を考えられるのか?」
という違いです。
結婚後に二人とも変わっていくことは、 決して悪いことではありません。
むしろ人生の中では、 仕事、家族、年齢、環境などによって、 二人とも変わっていくでしょう。
だからこそ、 「相手を変える結婚」ではなく、 「変化も一緒に考えられる結婚」 を考えてみてはいかがでしょうか。
次は、「夫婦は何でも一緒にするべき?」を
考えてみましょう。
一緒にいることと、何でも一緒にすることは同じなのでしょうか。
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