
結婚生活は「我慢」が必要?|結婚の勘違い研究所⑩
結婚生活は「我慢」が必要?|結婚の勘違い研究所⑩

結婚生活は
「我慢」が必要?
そんな言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
結婚すれば、相手と生活を共にすることになります。 自分一人のときのように、すべてを自分の思い通りにすることはできません。
だからこそ、「相手に合わせることも必要」と考えるのは自然なことです。
幸せな結婚生活なのでしょうか?
相手を思いやることと、自分を押し殺すこと。 似ているようで、実は大きく違います。
このページでは、「我慢」という言葉を少し立ち止まって考えてみます。
なぜ「結婚には我慢が必要」と言われるのでしょう?
結婚生活では、二人の考え方や生活習慣が違うことがあります。
その違いに出会ったとき、 「どちらかが我慢しなければいけない」 と考えてしまうことがあります。
育ってきた環境が違う
食事、掃除、生活リズム、お金の使い方など、 「普通だと思っていたこと」が違う場合があります。
自分の自由が減ると感じる
一人暮らしのときには自由だった時間や行動も、 結婚後には相手との調整が必要になることがあります。
相手にも譲ってほしいと思う
「自分ばかり合わせている」 と感じると、我慢している気持ちが強くなります。
周囲から「結婚とはそういうもの」と言われる
家族や友人から聞いた結婚観が、 自分でも気づかないうちに 「結婚=我慢」というイメージにつながることがあります。
「我慢」と「歩み寄り」は違います
ここで、一度考えてみたいことがあります。
相手のために少し譲ることと、 自分の気持ちをずっと抑え込むことは、 本当に同じでしょうか。
「我慢」になっている状態
「言っても無駄だから黙っている」
「嫌だけど、結婚したのだから仕方ない」
「自分さえ我慢すればいい」
「相手には何も言えない」
「歩み寄り」に近い状態
「今回は相手に合わせてみよう」
「次は自分の希望も聞いてほしい」
「二人にとって良い方法を探そう」
「違うからこそ話し合ってみよう」
二人で調整することを考えてみる。
何でも相手に合わせれば、夫婦はうまくいく?
相手を大切にするために、 自分の希望を譲ることはあります。
それ自体は悪いことではありません。
問題になるのは、 「いつも自分が合わせる」という状態が続いてしまうことです。
たとえば、こんな状態になっていないでしょうか。
- 本当は嫌なのに、何も言わない
- 自分の希望をいつも後回しにする
- 相手の機嫌を気にして意見を言えない
- 「夫婦だから仕方ない」と諦めている
- 自分だけが我慢しているように感じる
小さな譲り合いなら、 お互いに自然にできるかもしれません。
しかし、一方だけが我慢し続ける関係になると、 少しずつ不満が積み重なっていくことがあります。
大切なのは「どちらが我慢するか」ではなく「どうするか」
夫婦の間で意見が違ったとき、 「夫が我慢する」 「妻が我慢する」 という二択にしなくてもいいのではないでしょうか。
「二人にとってどうすれば心地よいか」 を考える方法もあります。
こんなふうに考えてみませんか?
- これは本当に「我慢しなければいけないこと」?
- 相手に自分の気持ちを伝えている?
- 相手の気持ちも聞いている?
- 二人の中間地点を探せない?
- 今回は自分、次回は相手、という調整はできない?
- そもそも、お互いに無理をしなくてもいい方法はない?
「譲ること」と「自分を大切にすること」は両立できます
結婚すると、すべてを自分の思い通りにすることは難しくなります。
だからといって、 自分の希望をすべて捨てる必要もありません。
相手を大切にしながら、 自分自身も大切にする。
その両方を目指してもいいのです。
「自分を大切にする」ことは、両立できます。
むしろ、自分を大切にできているからこそ、 相手にも無理なく優しくできることがあります。
結婚前に「我慢できるか」だけを考えなくてもいい
婚活をしていると、 「この人の欠点を自分は我慢できるだろうか」 と考えることがあります。
もちろん、相手の気になる部分を知っておくことは大切です。
でも、それだけではなく、
「この人とは話し合えるだろうか?」
- 意見が違ったときに話ができる?
- お互いの希望を聞ける?
- 一方だけが我慢する関係にならない?
- 「違い」を責めずに受け止められる?
- 二人で解決方法を探せる?
こうしたことも、 結婚相手を考えるうえで大切な視点になるかもしれません。
「結婚=我慢」ではなく、「二人で調整する」と考えてみる
結婚生活では、 お互いに違う人間なのですから、 意見が合わないこともあります。
そのとき、 どちらか一方が我慢することだけが 解決方法ではありません。
話してみる。
少し譲ってみる。
別の方法を探してみる。
ときには、 「今回はあなたの希望を優先するね」 と言ってみる。
そして次は、 「今度は私の希望も聞いてね」 と伝える。
そんな小さな調整の積み重ねが、 夫婦の生活をつくっていくのかもしれません。
結婚は、どちらかが我慢し続けることではなく、 二人で「ちょうどいい」を探していくこと。
そう考えてみると、 「結婚には我慢が必要」という言葉も、 少し違って見えてくるのではないでしょうか。
次は、最後のテーマ。
「結婚に正解はある?」を考えてみましょう。
誰にでも当てはまる「正しい結婚」はあるのでしょうか。 最後は、自分たちらしい結婚について考えます。
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