
「婚活が長い人」と「婚活が長引く人」は違う|仲人だから見える婚活の現実
「婚活が長い人」と「婚活が長引く人」は違う|仲人だから見える婚活の現実
「婚活が長い人」と「婚活が長引く人」は違う
「もう何年も婚活している……」
「自分は婚活が長すぎるのでは?」
と、不安になることがあります。
でも、仲人として婚活を見ていると、
「婚活が長い人」と「婚活が長引いている人」は、必ずしも同じではありません。
大切なのは、婚活を始めてから何年経ったかだけではありません。 その間に、何を経験し、何が変わってきたのかです。
自分の婚活を判断していませんか?
婚活が長いことは、それだけで悪いことではありません
婚活は、始めたらすぐに結婚相手が見つかるとは限りません。
何人かの人と会ってみて、初めて自分が大切にしたいことに気づく人もいます。
最初は「年齢」「職業」「年収」「趣味」など、条件を中心に相手を探していた人が、 実際に何人かと会うことで、
「一緒にいて安心できることが大切だった」
「ちゃんと話し合える人がいい」
「無理をしないでいられる相手がいい」
と、自分の考えを整理していくこともあります。
そう考えると、婚活に時間がかかったこと自体が、 無駄だったとは言い切れません。
問題は、時間の長さよりも、同じところを何度も回っていないかということです。
仲人が感じる「婚活が長い人」と「長引く人」の違い
婚活が長い人
- 経験から自分の考えが整理されている
- 以前より相手を見る視点が変わっている
- うまくいかなかった理由を考えている
- 必要に応じて婚活方法を見直している
- 少しずつでも前に進んでいる
婚活が長引く人
- 毎回同じところでつまずいている
- 同じ方法を続けている
- 条件が少しずつ増えている
- 「もっといい人」を探し続けている
- 時間だけが過ぎている感覚がある
もちろん、これは誰かを「良い」「悪い」と分ける話ではありません。
婚活が長引いているように見えても、本人には本人なりの理由があります。
だからこそ、仲人が見たいのは、 「何年婚活しているか」ではなく、「今どこにいるのか」なのです。
①「もっといい人がいるかも」を繰り返していないか
婚活をしていると、どうしても比較が始まります。
「この人も悪くない。でも、もっと合う人がいるかもしれない」
そう考えること自体は自然です。
ただ、それを何度も繰り返していると、 目の前の相手を見る前に、まだ会っていない誰かと比較するようになってしまいます。
相手を慎重に見ることと、決断を先延ばしにすることは、少し違います。
② 相手を「減点方式」で見続けていないか
「話し方が少し気になる」
「服装が好みではない」
「趣味が合わない」
「もう少し積極的だったら……」
人には誰にでも、気になるところがあります。
でも、会うたびに相手の欠点を探していると、 どんな人に会っても「決め手がない」という状態になってしまうことがあります。
もちろん、譲れないことを無理に我慢する必要はありません。
ただ、同時に 「この人には何があるだろう?」 と、良いところを見る視点も必要です。
③ 一度の失敗で、婚活全体を判断していないか
お見合いを断られた。
交際が終了になった。
いいと思った人とうまくいかなかった。
婚活では、こうした経験は珍しくありません。
しかし、一つの結果から、
「自分には魅力がない」
「もう結婚できない」
「婚活は向いていない」
と結論を出してしまうと、次の出会いまで止まってしまいます。
仲人から見ると、一度の結果より、その後どう動くかのほうが大切に感じることがあります。
④ うまくいかないのに、同じ方法を続けていないか
婚活が長くなってきたとき、
「もっと頑張らなければ」
と考える人は少なくありません。
でも、必要なのは「頑張る量」ではなく、 「やり方を変えること」かもしれません。
プロフィールの見せ方を変える。
相手に求める条件を整理する。
お見合いでの会話を振り返る。
交際中のコミュニケーションを見直す。
ほんの少し方法を変えるだけで、見える景色が変わることがあります。
⑤ 一人で答えを出し続けていないか
婚活は、とても個人的なことです。
だからこそ、自分一人で考え続けていると、 同じ考えの中をぐるぐる回ってしまうことがあります。
「私はどう見えているのだろう?」
「相手にはどう伝わっているのだろう?」
「この判断で本当にいいのだろう?」
こうした疑問は、自分だけでは答えを出しにくいものです。
そんなときに、仲人や信頼できる第三者から客観的な意見を聞くことには意味があります。
もちろん、アドバイスを全部そのまま受け入れる必要はありません。
「自分では見えていなかった視点を一つ知る」 だけでも、婚活の進み方が変わることがあります。
婚活が長くなったとき、見直してほしい5つのこと
- 私は、以前より自分の希望が整理されているだろうか?
- 相手を見るとき、条件だけで判断していないだろうか?
- 「もっといい人」を探し続けていないだろうか?
- うまくいかないとき、方法を少しでも変えているだろうか?
- 一人で悩み続けず、誰かの視点を借りているだろうか?
「婚活が長い」ことより、「何も変わらない」ことに注意する
婚活が半年の人もいれば、1年、2年、それ以上かかる人もいます。
人によって事情も、出会いの数も、考える時間も違います。
だから、 「何か月なら正常」「何年なら遅い」 と一律に決めることはできません。
仲人として気になるのは、
「婚活を始めたときと、今の自分は何か変わっていますか?」
ということです。
考え方が変わった。
相手を見る目が変わった。
自分の希望が分かってきた。
苦手だったことが少しできるようになった。
こうした変化があるなら、婚活期間が長くても、その時間には意味があります。
婚活の長さではなく、「変化」を見てみる
婚活を始めてから何年経ったか。
それだけを見て、 「自分は婚活がうまくいっていない」 と決めつける必要はありません。
むしろ、
「私は、この婚活を通して何を知っただろう?」
「以前の自分と、今の自分は何が変わっただろう?」
と考えてみてください。
もし答えが見つからないなら、 そこが婚活を見直すタイミングなのかもしれません。
「長い婚活」から「意味のある婚活」へ。
時間の長さではなく、その中で自分がどう変わったか。 それを一度、振り返ってみることから始めてみませんか。
婚活は、誰かと競争するものではありません。
友人が先に結婚したから、自分も急がなければならない。 周囲より婚活期間が長いから、自分は遅れている。
そんなふうに考えすぎなくても大丈夫です。
ただ、もし「同じことを繰り返している」と感じたなら、 それは自分を責めるサインではなく、 婚活の方法を少し変えてみるサインかもしれません。
焦らず、腐らず、諦めず。 そして、ときどき立ち止まって、自分の婚活を客観的に見てみる。
「結婚できる人」と「結婚したい人」の違いについて考えます。

