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仲人が「この二人、合いそう」と感じる瞬間|仲人だから見える婚活の現実 

仲人が「この二人、合いそう」と感じる瞬間|仲人だから見える婚活の現実 

仲人が「この二人、合いそう」と感じる瞬間

婚活をしていると、「相性のいい人と出会いたい」と考えることがあります。

でも、そもそも「相性がいい」とは、どういうことでしょうか?

趣味が同じこと。
価値観が同じこと。
性格が似ていること。

もちろん、それも相性を考えるうえでの一つの要素です。

ただ、仲人として二人の出会いや交際を見ていると、「違うところがあるのに、なぜか自然に噛み合っている」と感じる二人もいます。
「条件が似ている二人」と「一緒にいると自然な二人」。
あなたなら、どちらを相性がいいと感じますか?

仲人は「二人の条件」だけを見ているわけではありません

プロフィールを見ると、「この二人は条件が合いそう」と感じる組み合わせがあります。

年齢が近い。
住んでいる場所が近い。
趣味が似ている。
結婚後の希望も近い。

確かに、こうした共通点は二人の接点になります。

でも、実際にお見合いをしてみると、思ったほど会話が続かなかったり、反対にプロフィール上ではそれほど共通点がない二人が、驚くほど自然に話していたりすることがあります。

プロフィールで分かるのは「条件の相性」。

実際に会って分かってくるのは、「人としての相性」です。

仲人が「この二人、合いそう」と感じるのは、後者が見えてきたときです。

仲人が「合いそう」と感じる7つの瞬間

① 会話のキャッチボールが自然に続いている

どちらか一方だけが話しているのではなく、話す人と聞く人が自然に入れ替わっています。

「次は何を話そう」と頑張りすぎている感じもありません。

相手の話を聞いて、それに反応して、自分の話をする。

そして、また相手が話す。

会話が「質問と回答」ではなく、「キャッチボール」になっている。

こうした二人は、仲人から見ても自然な組み合わせに感じられることがあります。

② 相手の話に「もっと知りたい」が出ている

相手に質問をしているからといって、必ずしも興味があるとは限りません。

プロフィールに書かれていることを確認するための質問もあります。

一方で、

「それって、どうして好きになったんですか?」
「そのときはどう感じたんですか?」
「もう少し聞いてみたいです」

というように、相手そのものに興味を持っている会話があります。

「条件を確認する」から「その人を知りたい」へ変わった瞬間。

ここに二人の距離が縮まるきっかけがあります。

③ 意見が違っても、空気が悪くならない

「相性がいい=何でも同じ」というわけではありません。

むしろ、考え方が違う場面で二人の関係性が見えることがあります。

「私はこう思います」
「なるほど、そういう考え方もありますね」

そんなやり取りができる二人なら、意見の違いがあっても会話を続けられます。

「違うこと」よりも、「違ったときにどう向き合うか」。

仲人が見る相性には、そんな部分も含まれています。

④ 無理に盛り上げなくても、一緒にいられる

お見合いでは、沈黙が怖くて、必死に話題を探してしまうことがあります。

もちろん、最初は緊張して当然です。

でも、少し時間が経つと、会話が途切れてもそれほど気まずくない二人がいます。

飲み物を飲んだり、周囲の景色を見たりしながら、自然にまた会話が始まる。

「ずっと話していなければいけない」という力が入っていない。

この「無理をしなくていい感覚」は、結婚生活を考えるうえでも大切な相性の一つです。

⑤ お互いの良いところを自然に見ている

交際が進んでくると、仲人にも二人の会話から相手への見方が伝わってくることがあります。

「話していて安心します」
「仕事に対して真面目なところがいいと思います」
「自分とは違うけれど、そこが面白いです」

このように、相手の良いところを自然に話している人は、相手を「評価する対象」だけではなく、一人の人として見始めています。

相手の欠点を探すより、良さを見つける視点がある。

これも、二人の関係を育てるうえで大切なポイントです。

⑥ どちらか一方ではなく、お互いに歩み寄っている

相手に合わせることは大切です。

ただし、一方だけがずっと我慢して合わせている状態は、必ずしも「相性がいい」とは言えません。

予定を決めるときも、話し合うときも、どちらか一方だけではなく、お互いが少しずつ調整している。

「私が合わせる」ではなく「二人で合わせていく」。

この感覚がある二人には、仲人も安心感を覚えることがあります。

⑦ 「結婚したらどうなるか」を自然に想像できる

交際が楽しいことは、とても大切です。

ただ、結婚相手を考えるなら、それだけではありません。

「休日はこんなふうに過ごせそう」
「一緒に買い物に行ったら楽しそう」
「仕事が忙しい時も理解してくれそう」
「困ったときには相談できそう」

そんなふうに、 恋愛だけではなく「普通の生活」を想像できるようになる。

これは、結婚相手としての相性を考えるうえで、とても大きな変化です。

「似ている二人」だけが相性のいい二人ではありません

婚活では、「価値観が同じ人がいい」とよく言われます。

確かに、人生で大切にしたいことが大きく違えば、結婚生活で困ることもあります。

ただ、すべてが同じである必要はありません。

共通点が多い二人

趣味が同じ。
考え方が近い。
生活スタイルが似ている。

→ 話が合いやすいという良さがあります。

違いがあっても合う二人

考え方が違う。
好きなことも違う。
性格も少し違う。

→ それでも、お互いを尊重しながら一緒にいられます。

大切なのは、 「同じか違うか」だけではなく、「違いをどう扱えるか」 なのかもしれません。

仲人が「この二人なら」と感じるのは、完璧な二人ではありません

仲人から見て「合いそう」と感じる二人が、最初から何も問題のない二人とは限りません。

性格が違うこともあります。

趣味が違うこともあります。

生活スタイルが違うこともあります。

それでも、

「相手のことを知ろうとする」
「違いを否定しない」
「自分の気持ちも伝える」
「二人で考える」

という姿勢が見えると、関係が育っていく可能性を感じます。

逆に、条件が合っていても気になることがあります

反対に、プロフィール上ではとても相性が良さそうなのに、実際のやり取りを見ると少し心配になることもあります。

会話が一方通行になっている。
相手の話にあまり関心を持っていない。
自分の希望ばかりを優先している。
少しの違いですぐに「合わない」と判断している。

こうした場合、条件そのものに問題がなくても、二人の関係を育てることが難しくなる可能性があります。

「条件が合う」ことと、「関係を育てられる」ことは別の話です。

だからこそ、仲人はプロフィールだけではなく、実際の二人のやり取りを見ることがあります。

仲人の「合いそう」は、結婚を決める答えではありません

ここは、とても大切なところです。

仲人が「この二人は合いそう」と感じたとしても、それだけで結婚を勧めるわけではありません。

実際にその人と会い、話し、交際して、結婚を決めるのは本人です。

仲人にできるのは、 本人だけでは気づきにくい二人の関係性を、少し離れた場所から一緒に見ること です。

「自分では普通だと思っていたけれど、実は相手への関心がしっかり伝わっている」

「自分では合わないと思っていたけれど、第三者から見ると自然に会話できている」

そんな発見があることもあります。

仲人だから伝えたいこと

婚活では、どうしても「自分に合う人」を探したくなります。

もちろん、それは大切です。

でも、 「自分に合う人を探す」だけではなく、「二人で合う関係をつくれるか」 という視点も持ってみてください。

最初から何もかもぴったり合う人は、そう多くありません。

違うところがあるからこそ、相手から学べることもあります。

そして、二人で話し合いながら「ちょうどいいところ」を見つけていくこともできます。

仲人が「この二人、合いそう」と感じる瞬間は、 二人が完璧に一致している瞬間ではありません。

「この二人なら、違いがあっても一緒に考えていけそう」

そう感じる瞬間なのかもしれません。

相性は「見つけるもの」だけではなく「育てるもの」

婚活をしていると、

「もっと相性のいい人がいるかもしれない」

と考えることがあります。

もちろん、相手との違和感を無視する必要はありません。

でも、少し違うだけで「相性が悪い」と決めてしまうのも、少しもったいないことがあります。

会話を重ねる。
相手を知る。
自分のことも知ってもらう。
違いについて話してみる。

そうするうちに、最初には分からなかった相性が見えてくることがあります。

相性は、最初から完成しているものではなく、二人で育っていくもの。

そんな見方も、婚活では大切なのかもしれません。

編集部より

「相性がいい人を見つけたい」と思うのは、誰にとっても自然なことです。

ただ、相性を「趣味が同じ」「価値観が同じ」だけで判断すると、見逃してしまう人がいるかもしれません。

話を聞ける。
違いを受け止められる。
自然体でいられる。
二人で考えられる。

そんな小さな部分にも、結婚相手としての相性は表れます。

「この人は自分に合うだろうか?」だけではなく、「この人と二人で、どんな関係をつくれそうだろう?」

そんな視点で相手を見ると、婚活の景色が少し変わるかもしれません。

次回「仲人だから見える婚活の現実」⑦へ

次回は、婚活を長く続けている人について考えます。

「婚活が長い人」と「婚活が長引く人」は、実は同じではありません。

婚活期間が長くなったことだけを問題にするのではなく、そこにどんな違いがあるのかを、仲人の視点から考えていきます。

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