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「交際終了」になる瞬間を、仲人は知っている|仲人だから見える婚活の現実 

「交際終了」になる瞬間を、仲人は知っている|仲人だから見える婚活の現実 

「交際終了」になる瞬間を、仲人は知っている

婚活では、順調に交際が進んでいると思っていたのに、ある日突然「交際終了」の連絡が来ることがあります。

「昨日まで普通に話していたのに、なぜ?」
「何か失礼なことをしたのだろうか?」
「相手は何を考えていたのだろう?」

そんなふうに思ってしまうのも、無理はありません。
「交際終了」は、本当に突然起きているのでしょうか?

仲人から見ると、「終了」の前に小さな変化があることがあります

もちろん、交際終了の理由は人それぞれです。

価値観が合わなかった、結婚後の生活をイメージできなかった、気持ちが恋愛に向かなかったなど、明確な理由がある場合もあります。

一方で、仲人から交際の経過を見ていると、 「交際終了という結論になる前に、少しずつ変化が起きていた」 と感じるケースもあります。

その変化は、とても小さなものです。 本人も、その時点では「交際終了になる」とまでは考えていないことがあります。

交際終了につながりやすい「小さな変化」

① 連絡の温度差が少しずつ広がる

最初はお互いに積極的だった連絡が、少しずつ変わっていくことがあります。

返信が遅くなる、質問が減る、会話が続かなくなる。

一つひとつは大きな問題ではありません。 しかし、こうした小さな変化が続くと、相手の中で「少し気持ちが違ってきたのかな」と感じることがあります。

② 「会いたい」より「会わなければ」が増えてくる

交際の初期には、次に会うことを楽しみにしていたのに、いつの間にか「予定だから会う」という感覚になってしまうことがあります。

忙しい時期であれば誰にでも起こることです。

ただ、会うことが楽しみではなく義務のようになってくると、交際への気持ちが少しずつ変化している可能性があります。

③ 相手を知るより、「気になるところ」を探すようになる

交際が進むと、相手の良いところだけでなく、気になる部分も見えてきます。

これは自然なことです。

問題は、いつの間にか 「この人の良いところは何だろう」より「ここが気になる」 という見方が中心になってしまうことです。

一度そうなると、相手を見る視点が少しずつ変わってしまいます。

④ 「まあ、いいか」が増えてくる

本来なら話してみたいこと、確認してみたいことがあるのに、

「まあ、いいか」
「聞かなくてもいいか」
「どうせ違うと思う」

と、自分の中で終わらせてしまうことがあります。

その積み重ねによって、二人の間に少しずつ距離ができることがあります。

⑤ 気になることを、相手ではなく自分の中だけで判断する

「こういうところが気になる」と思ったとき、本人に確認せず、自分の中で答えを出してしまうケースがあります。

もちろん、すべてを相手に聞けばよいということではありません。

ただ、実際には一度話してみれば誤解だったということもあります。

確認する前に「この人はこういう人だ」と決めてしまうと、交際が進む可能性を自分で閉じてしまうことがあります。

仲人が見る「交際終了の本当の難しさ」

交際終了で難しいのは、終了した瞬間だけを見ると、その理由が一つに見えてしまうことです。

「会話が合わなかったから」

「価値観が違ったから」

「結婚相手として考えられなかったから」

確かに、それが理由かもしれません。

しかし、その背景には、 「少しずつ気持ちが離れていった」 という経過があることもあります。

だからこそ、交際終了を「一つの失敗」とだけ考えないことが大切です。

「何が悪かったのか」を一つだけ探すより、交際中の二人のやり取りを振り返ってみる。

それだけでも、次の交際に活かせることがあります。

「交際終了になった=自分に魅力がない」ではありません

婚活で交際終了になると、自分自身を否定されたように感じる人もいます。

「自分には魅力がないのではないか」

「誰からも選ばれないのではないか」

と考えてしまうこともあります。

でも、交際終了は、 「あなたという人間に価値がない」という判定ではありません。

結婚は、一人の人間として優れているかどうかだけで決まるものではありません。

生活のリズム、価値観、会話のテンポ、将来の考え方、安心感など、二人の組み合わせによって変わります。

だからこそ、ある人とは合わなかったとしても、それが別の人との相性まで決めるわけではありません。

交際終了になったとき、考えてみたい5つのこと

① 事実と想像を分ける

「きっと○○が悪かった」と、自分だけで理由を決めないこと。 実際の理由と自分が想像した理由は、違うかもしれません。

② 交際全体を振り返る

最後の出来事だけを見るのではなく、最初から最後までの流れを振り返ってみます。

③ 改善できることと、変えなくていいことを分ける

すべてを自分の欠点にしないこと。 変えたほうがよい行動と、自分らしさとして大切にしたい部分を分けて考えます。

④ 一回の交際終了ですべてを判断しない

一人の相手との結果だけで、「自分は結婚できない」と結論を出す必要はありません。

⑤ 一人で答えを出しすぎない

自分では気づきにくい部分もあります。 必要なときには仲人など第三者の視点を借りることも、婚活では大切です。

仲人だから伝えたいこと

交際終了になると、どうしても「何が悪かったのか」という答えを探したくなります。

でも、婚活ではすべての答えが一つに決まっているわけではありません。

大切なのは、 「終了した理由を責めること」ではなく、「次の交際で何を少し変えてみるか」を考えること。

そしてもう一つ。

交際終了になったからといって、あなた自身が否定されたわけではありません。

相手との組み合わせが違っただけかもしれません。

少し気づくのが遅かっただけかもしれません。

あるいは、二人で話し合う前に結論が出てしまったのかもしれません。

だからこそ、交際終了を「終わり」だけでなく、 次の婚活を少し良くするための材料 として見ることもできます。

「交際終了の瞬間」より、その前を見る

仲人から見ると、婚活では「結果」だけでは分からないことがたくさんあります。

交際終了という結果だけを見れば、突然の出来事に見えるかもしれません。

でも、その前には小さな変化があったのかもしれません。

連絡の変化。
会うことへの気持ちの変化。
相手を見る視点の変化。
話し合うことを避けるようになった変化。

そうした小さな変化に気づけるようになると、婚活の見え方も少し変わってきます。

「なぜ終わったのか」だけではなく、「どこから変わっていったのか」。

そこを見ることが、次の交際につながることがあります。

編集部より

婚活では、交際終了という結果だけを見ると、「失敗した」と感じてしまうかもしれません。

でも、交際には始まりがあり、少しずつ関係が変化していく過程があります。

今回の記事が、過去の交際を責めるためではなく、 「次はもう少し相手と向き合ってみよう」 と考えるきっかけになれば幸いです。

次回「仲人だから見える婚活の現実」⑤へ

次回は、プロフィールだけでは分からない、結婚相手選びで大切なポイントについて考えます。

「プロフィールでは分からない、結婚相手の重要ポイント」 を、仲人の視点から見ていきます。

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