

あなたが最後に思い出すのは、条件でしょうか。|婚活と結婚相手について考える|LuckBridalClub
あなたが最後に思い出すのは、条件でしょうか。|婚活と結婚相手について考える|LuckBridalClub
あなたが最後に思い出すのは、条件でしょうか。
婚活をしていると、
条件を見ます。
年齢。
年収。
仕事。
身長。
学歴。
住んでいる場所。
家族構成。
喫煙するかどうか。
休日はいつか。
趣味は何か。
そして、
「自分の希望に合っているか。」
一つひとつ確認します。
もちろん、
条件は大切です。
人生を一緒に歩く相手を探すのですから、
「何でもいい」
というわけにはいきません。
譲れないこともあるでしょう。
大切にしたい価値観もあるでしょう。
これまでの経験から、
「ここだけは確認しておきたい」
と思うこともあるでしょう。
それは、
決して悪いことではありません。
でも、
少しだけ考えてみてください。
あなたが、
ずっと先の未来で、
今までの人生を振り返るとき。
そのとき、
最後に思い出すのは、
本当に「条件」でしょうか。
「年収○○万円の人だったな。」
人生の終わりに、
大切な人との時間を思い出すとき。
「年収はいくらだったな。」
「身長は何センチだったな。」
「大学はどこだったな。」
「家から何キロのところに住んでいたな。」
そんなことを、
最初に思い出すでしょうか。
もちろん、
条件がきっかけになって出会ったことは、
覚えているかもしれません。
でも、
その人と何十年も一緒に過ごしたあとに、
心に残っているものは、
もう少し違うものなのではないでしょうか。
一緒に食べた夕食。
何でもない会話。
旅行先で見た景色。
体調を崩したときに、
そっと置いてくれた飲み物。
仕事で落ち込んだ日に、
何も聞かずにそばにいてくれたこと。
くだらないことで笑った夜。
何年も前の話なのに、
二人だけが覚えている出来事。
もしかすると、
最後に残るのは、
そういうものなのかもしれません。
条件がいらない、という話ではありません。
ここは、
誤解してほしくありません。
私は仲人として、
「条件なんて気にしなくていい」
とは思いません。
むしろ、
条件を確認することは大切です。
生活を共にするのですから、
お金のこと。
仕事のこと。
住む場所。
子どものこと。
家族との関係。
生活リズム。
健康についての考え方。
将来の希望。
確認しておいたほうがいいことは、
たくさんあります。
問題なのは、
条件を見ることではありません。
条件だけを見てしまうこと。
そこなのだと思います。
プロフィールの画面には、
数字が並びます。
年齢。
年収。
身長。
学歴。
居住地。
プロフィール写真。
たくさんの情報が、
一つの画面に収まっています。
便利です。
比較もしやすい。
だからこそ、
人間まで、
数字の集合のように見えてしまうことがあります。
でも、
人はプロフィールではありません。
その人には、
その人の10年があります。
20年があります。
これまで誰かを好きになったことも、
傷ついたことも、
誰かを支えたことも、
支えてもらったことも、
きっとあります。
プロフィールには書かれていない、
たくさんの時間を抱えて、
その人は、
目の前に座っています。
「条件がいい人」と「一緒に生きられる人」は、同じでしょうか。
婚活をしていると、
「条件のいい人」
という言葉を使うことがあります。
でも、
少し考えてみてください。
条件がいいことと、
一緒に人生を歩きやすいことは、
必ずしも同じではありません。
年収が高くても、
一緒にいるといつも緊張する人もいる。
条件は普通でも、
一緒にいると自然に笑える人もいる。
仕事が忙しくても、
大切なときには時間を作ってくれる人もいる。
休日が同じでも、
心がすれ違う二人もいる。
結婚生活は、
プロフィール画面の中ではありません。
朝起きて、
「おはよう」と言う。
仕事から帰って、
「ただいま」と言う。
何を食べるか相談する。
疲れている日は、
少し静かに過ごす。
そんな、
何でもない時間の積み重ねです。
条件の向こう側に、その人がいる。
お見合いで、
プロフィールを見て、
「この人は条件に合っている」
と思ったら。
そこで終わりにせず、
もう一つだけ、
見てほしいものがあります。
「この人と話している自分は、どんな自分だろう。」
無理をしていないか。
ちゃんと話を聞けているか。
相手の話をもっと聞いてみたいと思うか。
自分のことも話してみたいと思うか。
少し笑っているか。
帰ったあと、
「もう一度会ってみてもいいかな」
と思うか。
そこには、
プロフィールには書かれていない、
あなた自身の反応があります。
人生の最後に、何を思い出したいですか。
少し先の未来ではなく、
もっと先。
何十年も先。
あなたが自分の人生を振り返るとき。
そのとき、
「私は、どんな人と出会ったんだろう。」
と考えるかもしれません。
そのとき、
思い出すのは、
条件でしょうか。
それとも、
その人と過ごした時間でしょうか。
「あの人、よく笑う人だったな。」
「あの人といると安心したな。」
「あの日、二人で見た夕焼けがきれいだったな。」
「あのとき、何も言わずにそばにいてくれたな。」
「くだらないことで、二人で笑ったな。」
人生を振り返ったとき、
記憶に残るのは、
案外、
そんな小さな出来事なのかもしれません。
だから、条件を捨てなくていい。
条件を持つことを、
恥ずかしいと思わなくていい。
希望があることも、
悪いことではありません。
「こういう人と暮らしたい」
という願いがあるなら、
大切にしていい。
ただ、
条件の向こう側にいる、
一人の人間も、少しだけ見てほしい。
「年収○○万円」
の向こうに、
その人の毎日があります。
「会社員」
の向こうに、
その人の努力があります。
「休日は土日」
の向こうに、
その人の生活があります。
「趣味は旅行」
の向こうに、
その人が大切にしている時間があります。
条件は、
その人を知るための入口。
その人そのものではありません。
仲人だから、思うこと。
私たちは、
たくさんのプロフィールを見ます。
たくさんの人を見ます。
だからこそ、
数字だけでは分からないことも、
たくさん見てきました。
プロフィールでは、
それほど目立たなかった人。
写真では、
少し損をしていた人。
条件だけを見ると、
「普通」に見える人。
でも、
実際に会ってみると、
とても話しやすかったり、
相手の気持ちを自然に考えられたり、
一緒にいると安心できたり。
反対に、
プロフィールでは申し分なく見えても、
実際に会ってみると、
「あれ?」
と思うこともあります。
だから、
仲人としては、
プロフィールだけで、
人生の相手を決めてほしくないと思っています。
もちろん、
「会えば誰でもいい」
という意味ではありません。
あなたにも、
あなたの大切な条件があります。
それは尊重していい。
ただ、
「条件が合うか」だけではなく、
もう一つ、
「この人といると、自分はどうなるか」
も見てほしい。
最後に残るもの。
今、
あなたが婚活で探しているものは、
「結婚相手」です。
でも、
その人と出会ったあとには、
「結婚生活」があります。
そして、
その先には、
何年もの人生があります。
10年。
20年。
30年。
もっと長い時間かもしれません。
その時間を、
一緒に過ごす人。
その人の条件を、
全部覚えているでしょうか。
それとも、
その人と過ごした、
何気ない時間を覚えているでしょうか。
もちろん、
答えは人それぞれです。
私にも、
正解は分かりません。
だからこそ、
一度だけ、
考えてみてほしいのです。
あなたが人生の最後に振り返るとき、
本当に最後まで覚えていたいものは、
何でしょうか。
年収でしょうか。
年齢でしょうか。
身長でしょうか。
学歴でしょうか。
住んでいた場所でしょうか。
それとも、
一緒に笑った時間でしょうか。
一緒に見た景色でしょうか。
何でもない朝でしょうか。
「おかえり」と言ってもらった夜でしょうか。
もしかすると、
あなたが探しているのは、
「条件のいい人」ではなく、
「条件の向こう側にいる、一人の人」
なのかもしれません。
仲人から、最後に。
婚活では、
条件を確認してください。
大切なことは、
きちんと確認してください。
妥協する必要もありません。
ただ、
条件を確認したあと、
その人の顔を見てください。
声を聞いてください。
話してみてください。
笑ってみてください。
そして、
自分の心がどう動くのか、
少しだけ感じてみてください。
結婚するかどうかは、
そのあと考えればいい。
人生の相手を選ぶとき、
最初から最後まで、
すべてが分かる人はいません。
だから、
一つずつ、
知っていけばいい。
そして、
いつか人生を振り返る日が来たとき、
「あの人と出会えてよかった」
と思えるなら。
それは、
とても大きなことなのかもしれません。
あなたが最後に思い出すのは、
条件でしょうか。
それとも、
その条件の向こう側にいた、
一人の人でしょうか。
少しだけ、考えてみてください。
