
良かったです。でも……の無限ループ|婚活の「でも」研究所①
良かったです。でも……の無限ループ|婚活の「でも」研究所①

LuckBridalClub 婚活コラム
「良かったです。でも……」
の無限ループ
~褒めた直後に、なぜ欠点を探すの?~
婚活の「でも」研究所 ① 😂
お見合い後の報告で、事件は起きる。
お見合いが終わりました。
仲人は、少しドキドキしながら会員様に聞きます。
仲人:「今日のお見合い、いかがでしたか?」
女性:「はい! とても優しくて、話も合いました!」
おおお! いいじゃないですか!
仲人の心に、希望の花が咲きます。🌸
仲人:「それは良かったですね! どんなところが良かったですか?」
すると、女性は少し考えてから……。
「でも、ネクタイの柄がちょっと……」
……来ました。
「でも」が来ました。
さっきまで満開だった希望の花が、ネクタイの柄ひとつで、そよ風に吹かれています。😂
仲人の心の声:
「ネクタイさん……。今日はどうか、静かにしていてください……」
「でも」の後ろには、次の「でも」が待っている。
ここで終われば、まだ良いのです。
ところが、次から次へと新しい発見が始まります。
💗「優しかったです。でも、ネクタイが……」
💗「話も合いました。でも、少し声が大きくて……」
💗「清潔感もありました。でも、食べ方が……」
💗「仕事も安定しています。でも、趣味が……」
💗「誠実そうでした。でも、笑い方が……」
お見合い相手の欠点を探す能力だけ、どんどん上達していきます。
その能力、別のところで発揮できませんか? 😂
もちろん、服装や話し方、食べ方が気になること自体は不思議ではありません。
問題は、良かったところを認めたはずなのに、最後には悪かったところばかりが頭に残ってしまうことです。
婚活採点委員会、またしても開会!
皆さんの頭の中に、こんな委員会はありませんか?
委員長:「優しさ、合格!」
委員A:「会話の相性、合格!」
委員B:「誠実さ、合格!」
委員C:「しかし、ネクタイの柄が気になります!」
委員長:「なにっ! それは重大案件だ!」
委員A:「話すスピードも少し速かったです!」
委員B:「趣味も完全一致ではありません!」
委員C:「あと、笑ったときの目元が……」
委員長:「今回は見送り!」
ちょっと待ってください。
この男性、いつ結婚相手として評価してもらえるのでしょうか。
採点表の項目が増えすぎて、もはや大学入試より難しくなっていませんか?
婚活は、相手の欠点を100個見つけた人が優勝する競技ではありません。😂
気づけば、良いところが記憶から消えている。
人は、気になることがあると、そのことについて考え続けてしまう場合があります。
ネクタイが気になったら、帰り道でもネクタイ。
話し方が気になったら、帰り道でも話し方。
帰宅してからも、頭の中で反省会が始まります。
「やっぱり、あのネクタイは……」
「そういえば、あのときの話し方も……」
「あっ、そういえば趣味も……」
その頃には、優しかったことも、話が合ったことも、どこかへ行ってしまっています。
良いところは記憶の彼方へ。欠点だけが二次会に突入! 😂
これでは、どんな相手と出会っても、最後に残るのは不満ばかりになってしまうかもしれません。
ここで大切なのは、欠点を無理に忘れることではありません。
気になった点だけで、その人の全体を判断していないか。
一度立ち止まって考えてみることです。
仲人の本音:「良かったところも、もう一度聞かせてください」
会員様が相手の欠点を話してくださるとき、仲人はその内容をきちんと聞きます。
本当に結婚生活に関わる問題なら、見過ごすわけにはいきません。
ただ、毎回「でも……」で話が終わるときには、もう一度、良かったところも聞いてみたくなります。
仲人:「優しかったんですよね?」
女性:「はい」
仲人:「話も合ったんですよね?」
女性:「はい。でも……」
仲人は笑顔のまま、心の中でつぶやきます。
「お願いです。今日だけでも、良かったところにアンコールを……!」
もちろん、無理に相手を好きになる必要はありません。
仲人の役目は、誰かを無理に選ばせることではなく、ご本人が納得して判断できるようにお手伝いすることです。
そもそも、なぜ「でも」が止まらないのでしょう?
「でも」が口癖になっているからといって、必ずしも性格が悪いわけではありません。
婚活では、いくつもの気持ちが重なっていることがあります。
① 失敗したくない気持ちが強い
結婚は人生に関わる大きな選択です。
「今度こそ失敗したくない」「後悔したくない」と思うほど、相手の気になるところを慎重に確認したくなることがあります。
ただし、失敗を避けたい気持ちが強すぎると、少しの不安も大きな問題に見えてしまう場合があります。
② 理想の相手を探すことに集中しすぎている
条件を整理することは大切です。
しかし、理想の項目が増えすぎると、目の前の人を知るよりも、チェックリストとの照合に集中してしまうことがあります。
「優しい。合格!」
「誠実。合格!」
「趣味が違う。不合格!」
……ちょっと待ってください。
あなたは今、人と出会っているのでしょうか。それとも、チェックリストとお見合いしているのでしょうか。😂
③ 良いところより、気になるところに目が向きやすい
人によっては、良かったことよりも、気になったことの方が強く記憶に残る場合があります。
すると、相手の良いところを認めていても、最後には不満の方が大きく感じられることがあります。
大切なのは、「自分はダメだ」と責めることではありません。自分がどんなところに注目しやすいのかを知ることです。
次のお見合いでは、こんな実験をしてみませんか?
難しいことをする必要はありません。
次のお見合いが終わったら、感想を伝える前に、次の3つを考えてみてください。
実験① 良かったところを3つ挙げる
優しかった。話を聞いてくれた。約束を守ってくれた。
小さなことでも構いません。相手の良いところを具体的に思い出してみましょう。
実験② 気になったところを分けて考える
「結婚生活に関わる大切な問題」なのか、「自分の好みと少し違うだけ」なのか。
すぐに結論を出さず、整理してみましょう。
実験③ 「でも」の後ろに質問を付ける
「話し方が少し気になった。でも、緊張していたのかもしれない」
「趣味は違った。でも、お互いの趣味を尊重できるだろうか?」
無理に良い方向へ考える必要はありません。判断するための材料を増やすことが目的です。
この実験の目的は、誰かを無理に選ぶことではありません。自分が納得して選べるようにすることです。
それでも、どうしても「でも」が止まらないときは
自分なりに振り返ってみた。
良いところも探してみた。
仲人にも相談してみた。
それでも、今の婚活環境が合わず、どうしても前に進めないと感じることもあるかもしれません。
そんなときは、婚活のやり方や相談する相手、所属する結婚相談所を見直してみる方法もあります。
ただし、結婚相談所を乗り換えれば、必ずうまくいくという保証はありません。
環境を変えることと、自分自身の婚活の癖を振り返ること。その両方を考えてみるのも、一つの方法です。
※乗り換えによって婚活の成功を保証するものではありません。
最後に、仲人からひとこと。
次のお見合いで、また「良かったです。でも……」と言いそうになったら。
その「でも」を、5秒だけ待ってみませんか?
そして、自分に聞いてみてください。
「私は今、この人の何を見ようとしているんだろう?」
もちろん、気になるところがあっても、必ず交際しなければならないわけではありません。
ただ、相手の欠点を見つけることと、相手の良さを見つけること。その両方ができたら、婚活の景色は少し変わるかもしれません。
ネクタイだけで、ご縁を決めないでくださいね。😂
焦らず・腐らず・諦めず。
