
「もっといい人がいるかも」という、婚活界の永遠の亡霊|どこまで探せば「もっといい人」は成仏するのか?
「もっといい人がいるかも」という、婚活界の永遠の亡霊|どこまで探せば「もっといい人」は成仏するのか?
「もっといい人がいるかも」という、婚活界の永遠の亡霊
~どこまで探せば「もっといい人」は成仏するのか?~
目の前に、悪くない人がいる。
むしろ、
「感じのいい人だな」
「話しやすいな」
「一緒にいて安心するな」
そう思っている。
ところが、ふと頭の中に現れるのです。
「……でも、もっといい人がいるかも」
出ました。
婚活界の「もっといい人」という永遠の亡霊です(笑)。
もちろん、より良い相手を探すことは悪いことではありません。 でも、これが続くと、 いつまでたっても「この人」と決められなくなることがあります。
「もっといい人がいるかも」と思ったとき、
あなたが探しているのは「より良い相手」ですか?
それとも「絶対に迷わない相手」ですか?
01|「もっといい人」は、いったいどこにいるのでしょう?
婚活では、 「もう少し探せば、もっと条件のいい人がいるかもしれない」 と思うことがあります。
年齢。
年収。
仕事。
見た目。
住んでいる場所。
趣味。
性格。
条件を比べ始めると、 いくらでも比較できます。
「この人より、もう少し年収が高い人」
「この人より、もう少し若い人」
「この人より、もう少し話が面白い人」
探せば探すほど、 次の比較対象が出てきます。
まるでスマートフォンのネット通販で、 「もう少し下にスクロールしたら、 もっと良い商品があるかも……」 と延々と見続けるようなものです。
02|条件を比べること自体は、悪いことではありません
ここは大切なので、 「比較するのはダメ」とは言いません。
結婚相手を選ぶ以上、 自分にとって大切な条件を考えることは必要です。
住む場所。
仕事。
子どもについての考え方。
お金の使い方。
結婚後の生活。
こうしたことは、 きちんと確認していいことです。
「大切な条件を確認すること」と、 「目の前の人を常に誰かと比較すること」は違います。
条件確認は、 自分が幸せに暮らすための確認です。
一方で比較が続きすぎると、 目の前の相手を見る時間が少なくなってしまいます。
03|「もっといい人」を探しているうちに、目の前の人を見失う
婚活では、 「次にもっと良い人が現れるかもしれない」 という期待があります。
だから、 今の相手に決めることが怖くなる。
もちろん、 本当に合わないなら次へ進んで構いません。
ただ、 「悪くないけれど、もっといい人がいるかも」 だけを理由に離れていると、 何人会っても同じところに戻ってくることがあります。
04|比較するほど、「良いところ」より「足りないところ」が見えてくる
人を比較するとき、 私たちは自然と違いを探します。
「この人は優しいけれど、話は少し普通」
「この人は面白いけれど、年齢が気になる」
「この人は条件がいいけれど、少し距離がある」
こうして考えていると、 相手の良さよりも、 「足りない部分」 が目につきやすくなります。
でも、それは相手が悪くなったのではありません。
見る側の「比較モード」が強くなっているだけかもしれません。
05|「完璧な相手」を探していませんか?
婚活をしていると、 無意識に「全部そろっている人」を探してしまうことがあります。
- 年齢も理想に近い
- 年収も申し分ない
- 見た目も好み
- 会話も楽しい
- 性格も優しい
- 価値観もぴったり
- 住んでいる場所も近い
- LINEの返信も理想的
……そんな人がいたら素敵です。
でも、実際の結婚生活では、 人と人が一緒に暮らします。
お互いに得意なこともあれば、 苦手なこともあります。
「完璧な人」を探すより、 「一緒に調整できる人」を探したほうが、 結婚相手として見えてくることがあります。
06|「もっといい人がいるかも」は、実は「決めるのが怖い」こともあります
ここは、 婚活でとても大切なところです。
「もっといい人がいるかも」 という言葉の奥には、 ときどき別の気持ちが隠れています。
「この人に決めて、後悔したくない」
「もっと良い選択があったらどうしよう」
「結婚してから、別の人が良かったと思ったら嫌だ」
「絶対に後悔しない選択」をしたい。
でも、 結婚相手を選ぶときに、 「絶対に後悔しない」と保証されている人は どこにもいません。
07|「この人でいいのかな?」と「この人が嫌」は違います
婚活で迷ったとき、 この二つを分けて考えてみてください。
と、
「この人で本当にいいのか不安だから迷っている」
似ているようですが、 少し違います。
相手に強い違和感があるなら、 無理に進む必要はありません。
でも、 「もっといい人がいるかもしれない」 という不安だけなら、 もう少し今の相手を知ってみる方法もあります。
「この人の何が嫌なのですか?」だけではありません。
「この人と一緒にいるとき、あなたはどんな気持ちになりますか?」
08|「もっといい人」を探す前に、「今の人」をもう少し知ってみる
仮交際中なら、 まだ相手のことを全部知っているわけではありません。
1回会った。
2回会った。
LINEを何度かした。
それだけで、 その人のすべてが分かるわけではありません。
「もう少しこの人のことを知ってみたい?」
「もう一度会ったら、何が分かるだろう?」
「一緒にいるとき、自分は自然でいられる?」
「もっといい人」を探す前に、 今目の前にいる人をもう少し知る。
それだけで、 見えてくるものが変わることがあります。
09|仲人から見ると、「この人でいい」より「この人となら」が大切
成婚に近づいていく人を見ていると、 「この人が100点だから決めた」 というより、
「この人と一緒に暮らしてみたい」
「この人となら、いろいろ相談できそう」
という感覚に変わっていくことがあります。
「この人は完璧」ではありません。
「完璧ではないけれど、この人と一緒に考えていけそう」
そう思えることが、 結婚相手を考えるうえで大切なこともあります。
10|「もっといい人」は、探し続ければ消えるのでしょうか?
ここまで読んで、 「じゃあ、いつまで探せばいいの?」 と思った方もいるかもしれません。
仲人からすると、 ここに明確な人数や期限があるわけではありません。
大切なのは、 「もっといい人がいるかもしれない」という可能性と、 「今の人との関係」を分けて考えること です。
- この人といると安心できるか
- 自分らしく話せるか
- 相手も自分を知ろうとしてくれているか
- 違いがあっても話し合えそうか
- 一緒にいる時間をもう少し増やしてみたいか
- 「もっといい人」ではなく「この人」と向き合えているか
そして最後に、 こんな質問をしてみてください。
それとも、
「まだ見ぬ誰かと比べているだけですか?」
ここに気づくと、 婚活の見え方が少し変わるかもしれません。
まとめ|「もっといい人」を探すより、「この人」を知ってみる
婚活では、 「もっといい人がいるかもしれない」 という気持ちが出てくることがあります。
それ自体は悪いことではありません。
自分にとって大切な条件を考えることも、 相手を見極めることも必要です。
ただ、 「もっといい人」を探し続けることで、 目の前の相手の良さが見えなくなることがあります。
完璧な人を探すのではなく、 「この人となら、いろいろなことを一緒に考えていけそう」 と思える相手を探す。
そして、 「この人でいいのかな?」と迷ったときは、 「この人が嫌なのか?」 「それとも、まだ見ぬ誰かと比べているのか?」 を考えてみる。
婚活は、 「最高の一人」を発見するゲームではありません。
「この人と一緒に、幸せを作っていけるか」を考える時間 なのかもしれません。
婚活をしていると、 「もっといい人がいるかも」という気持ちは、 なかなか消えてくれません。
もしかすると、 どれだけ素敵な人に出会っても、 「もっと上があるかもしれない」と思うこともあるでしょう。
でも、 結婚相手を選ぶときに大切なのは、 「世の中で一番条件がいい人」ではありません。
「自分と一緒にいるとき、安心できる人」
「一緒に考えていける人」
「もう少しこの人を知ってみたいと思える人」
そんなところにも、 目を向けてみてください。
ちなみに、 「もっといい人」という亡霊は、 かなりしぶといです(笑)。
だからこそ、 ときどきスマートフォンを置いて、 目の前の人を見てみる。
そこから、 本当に大切なものが見えてくることがあります。

