
婚活の採点表と相性研究所|条件と相性の違いを仲人が解説
婚活の採点表と相性研究所|条件と相性の違いを仲人が解説
婚活の採点表と相性研究所
条件は満点。なのに、心はなぜか採点拒否。
年収、年齢、容姿、学歴、職業、会話力。
婚活をしていると、相手のさまざまな条件が気になります。
それは、決して悪いことではありません。結婚は人生に関わる大切な選択ですから、現実的な条件を確認するのは当然です。
ただし、ここでひとつ問題が発生します。
いつから婚活は、採点競技になったのでしょう?
「年収は合格!」
「年齢も許容範囲!」
「容姿は80点!」
「会話力は……うーん、あと10点!」
そして、お見合いが終わるころには、頭の中で集計作業が始まります。
本日の総合得点、462点! ただし、恋愛感情の欄は未記入です。
……いやいや、いったい何の試験でしょうか。
相手は資格試験を受けに来たわけでも、婚活偏差値ランキングの上位を狙っているわけでもありません。
それなのに、こちらの頭の中では、いつの間にか「理想の結婚相手選抜試験」が開催されていることがあります。
採点委員会の皆さま、ちょっとお待ちください。
条件を確認するのは大切です。
しかし、採点に集中しすぎて、肝心のことを忘れていませんか?
「この人と一緒にいる自分は、どんな気持ちになっているだろう?」
この研究所では、婚活でついやってしまう「相手の採点」を笑いながら見直していきます。
そして、点数だけでは見つけにくい相性について、仲人の視点から一緒に考えていきます。
1.理想の条件を並べたら、審査基準が国家資格級になった
最初は、ほんの少しの希望だったはずです。
「できれば安定した仕事の人がいい」
「価値観が合う人がいい」
「一緒にいて楽しい人がいい」
ところが、条件をひとつずつ追加していくうちに、いつの間にか審査基準が増えていきます。
理想の相手・採点項目(例)
□ 年収 □ 年齢 □ 容姿 □ 学歴
□ 職業 □ 身長 □ 会話力 □ 清潔感
□ 優しさ □ 金銭感覚 □ 家事能力 □ 休日の過ごし方
□ 食の好み □ 趣味 □ 家族との関係
□ 将来設計 □ 自分の気持ちを察する能力
追加項目:言わなくても私の気持ちを100%理解できる能力。
最後の項目だけ、試験会場がどこにもありません。
しかも、本人はその能力を持っていないのに、相手には満点を求めてしまうこともあります。
もちろん、希望条件を持つこと自体は悪くありません。大切なのは、その条件が本当に必要なのか、それとも「あったらうれしい条件」なのかを分けて考えることです。
2.高得点の相手なのに、なぜか次に会うのが楽しみではない
ここで、婚活の不思議な現象が起きます。
条件は申し分ない。会話も成立する。礼儀もある。相手からも好印象を持ってもらえた。
なのに、帰り道で考えるのは、こんなことです。
頭の中の採点委員会
委員A「条件はかなり優秀です」
委員B「減点項目も少ないですね」
委員C「次回も会うべきだと思います」
委員長「では、本人の気持ちはどうですか?」
全員「…………」
委員会、まさかの審議未了。
人の気持ちは、項目別の点数を足し算しただけでは決まりません。
一緒にいると自然に話せる。沈黙があっても焦らない。意見が違っても必要以上に怖くない。自分をよく見せようと無理をしなくてもいい。
こうした感覚は、年収や学歴の欄には書き込めません。
ただし、「ドキドキしなかったから相性が悪い」と即断する必要もありません。初対面では緊張する人もいますし、好意がゆっくり育つ人もいます。
大切なのは、一度の印象だけで結論を出すのではなく、相手を知る中で自分の気持ちがどう変化するかを見ることです。
3.結婚相手選びは、合計点だけで決められるものではありません
ここで、仲人としてお伝えしたいことがあります。
条件は大切です。生活を続けていくためには、収入や仕事、住む場所、子どもについての考え方など、現実的に確認しなければならないことがあります。
だからといって、条件を採点し、合計点の高い順に並べれば、結婚相手選びが完成するわけではありません。
条件の確認と、相性の確認。この2つを分けて考えてみましょう。
条件の確認:生活の基盤や、将来に関わる希望が合っているか。
相性の確認:会話の仕方、感情の伝え方、違いへの向き合い方などが、自分にとって無理のないものか。
どちらか一方だけではなく、両方を見ることが大切です。
例えば、意見が違ったとき。
すぐに相手を言い負かそうとするのか。それとも、相手の考えを聞いてから、自分の気持ちも伝えようとするのか。
予定が変更になったとき。
一方的に責めるのか。事情を確認して、どうするかを一緒に考えられるのか。
こうした場面には、プロフィールの条件表だけでは分からない、その人の考え方や関係の築き方が表れます。
4.相性を見るために、採点表に3つの質問を追加しよう
採点表を全部捨てる必要はありません。代わりに、次の3つの質問を加えてみてください。
質問① 一緒にいるとき、無理をしすぎていないか?
必要以上に自分をよく見せようとしていないか。相手の顔色をうかがい続けていないか。自然な自分でいられる時間があるかを振り返ります。
質問② 違いがあったとき、話し合えそうか?
趣味や好みがすべて同じである必要はありません。むしろ、意見が違ったときに、お互いを尊重しながら話せるかが大切です。
質問③ もう少し、この人を知りたいと思えるか?
初対面で強い恋愛感情がなくても構いません。安心感や小さな興味があるのか。もう一度会って確かめたい気持ちがあるのかを考えてみましょう。
この3つにも、万人共通の正解や点数はありません。
人によって大切にしたいことは違いますし、安心感を覚えるまでの時間にも個人差があります。
また、無理をしていないかという感覚だけで、相手との相性をすべて判断できるわけでもありません。会話や行動を重ねながら、少しずつ見極めていくことが大切です。
採点表は、相手を落とすための道具ではなく、自分にとって大切なことを整理するための道具にしてみませんか。
5.婚活の採点委員会、最後にひとつだけ確認です
ここまで読んでくださった皆さん。
そろそろ、頭の中の採点委員会を閉会してもよい時間かもしれません。
その人は、あなたの理想条件を満たしていますか?
そして、もうひとつ。
あなたは、その人とどんな人生を送りたいですか?
結婚相手選びは、誰かに高得点をつけてもらうための競争ではありません。
周りから「いい人だね」と言われることも、条件のよい相手と出会うことも、うれしいことです。
でも、周囲の評価だけで結婚生活を送ることはできません。実際に一緒に暮らすのは、あなた自身だからです。
だからこそ、条件を確認する目と、相手を知ろうとする目。その両方を持っていてほしいと思います。
すぐに答えが出なくても大丈夫です。焦って結論を出す必要はありません。ただ、自分が何を大切にしたいのかを考えることは、今日からでも始められます。
LuckBridalClubから、婚活中の皆さんへ
私たちは、人生を代わりに決める人ではありません。
皆さんが自分の人生を考え、自分なりの答えを見つけるために、そばにいる仲人でありたいと考えています。
焦らず・腐らず・諦めず! 条件の先にある、自分らしい幸せを一緒に考えていきましょう。
婚活の採点表と相性研究所|シリーズ案内
採点委員会の開会から、点数では測れない相性まで。気になるテーマから読んでみてください。
自分に合う結婚相手について、一度整理してみませんか?
「条件は決めているけれど、本当にこれでいいのだろうか」
「自分にとって相性のよい相手が、まだよく分からない」
そんなときは、ひとりで答えを出そうとしなくても大丈夫です。
無料15分相談はこちら無理に結論を急がず、あなたにとって大切なことを一緒に考えていきましょう。
