

婚活で相手を減点方式で見てしまうのはなぜ?「欠点探し」をやめる7つのポイント|婚活の裁判所 第6話
婚活で相手を減点方式で見てしまうのはなぜ?「欠点探し」をやめる7つのポイント|婚活の裁判所 第6話
「減点方式で相手を見る事件」
「ここはいいんだけど……ここがちょっと」
「話し方が気になる」
「服装がちょっと……」
「LINEの文章も……」
気がつけば、相手の「良いところ」より「気になるところ」を
探していませんか?
⚖️ 事件発生
婚活歴1年のAさん。
プロフィールを見て、 「感じの良さそうな人だな」と思った男性とお見合いをしました。
実際に会ってみても、会話は普通。 礼儀正しく、仕事も真面目。 変なところもありません。
ところが、お見合い後のAさんの感想は……
「悪くはないんですけど、決め手がないんですよね」
さらに話を聞いてみると、
「ちょっと声が小さかった」
「服装が思っていた感じと違った」
「会話が少し途切れた」
「お店選びが普通だった」
「LINEの返事が短い」
……と、出てくるのはマイナスポイントばかり。
「相手に問題がある事件」なのか?
それとも……
「相手を減点してしまう事件」なのか?
🗣 本人の主張
「別に、相手に完璧を求めているわけじゃありません」
「ただ、結婚相手なので、 気になるところはちゃんと確認したいんです」
「一生一緒に暮らす相手だからこそ、 妥協したくないんです」
「一つでも気になるところがあったら、 後で後悔するかもしれないじゃないですか」
……なるほど。
これは一見、非常にもっともな主張です。
しかし、裁判所には気になる証拠品が届いています。
📁 証拠品
声、服装、話し方、LINE、店選びなど、 お見合い後に次々とマイナスポイントが追加されている。
「真面目」「優しかった」の2項目のみ。 ……なぜかこちらは増えていない。
これまでに会った人の多くに、 「気になるところ」が複数記録されている。
しかし実際には、 「問題のある人」ばかりだったわけではない。
👨 相手側の主張
「私は……減点されるために会ったのでしょうか?」
相手男性にも話を聞いてみました。
「もちろん、私にも至らないところはあると思います」
「でも、初対面で全部わかるわけじゃないですよね」
「最初は緊張しますし、話も上手くできないことがあります」
「一度会っただけで、 『ここがダメ』『ここもダメ』と言われたら、 少し悲しいですね……」
そして最後に、こう証言しました。
「僕にも、良いところはあったと思うんですけど……」
🔎 仲人の捜査
仲人が確認したのは「欠点」ではありません。
今回、仲人がAさんに聞いた質問はシンプルでした。
「その方の、良かったところを10個挙げてみてください」
Aさんはしばらく考えました。
「優しかった……」
「仕事を頑張っている……」
「話をちゃんと聞いてくれた……」
……ここで止まりました。
では、反対に聞いてみます。
「気になったところは?」
すると、次々に出てきます。
「声が小さい」
「服装が普通」
「会話が少し途切れた」
「LINEが短い」
「お店が普通」
「気になったところ」5つ。
でも、婚活はテストではありません。
📉 「減点方式」の正体
婚活で減点方式になっている人は、 相手を「結婚相手として合格するかどうか」 という視点で見ていることがあります。
「服装が気になるから-5点」
「会話が少なかったから-10点」
「LINEが短いから-5点」
そんなふうに、知らないうちに 相手を採点してしまいます。
📉 減点方式になると……
「ここはいいけど、ここがダメ」
↓
「でも、ここも気になる」
↓
「やっぱり違うかも」
↓
「次の人を探そう」
そして、次の人に会うと……
また別の「気になるところ」を発見します。
こうして婚活は、 「相手を探す活動」から「欠点を探す活動」 に変わってしまいます。
⚖️ 減点方式と加点方式
📉 減点方式
「ここが気になる」
「ここも嫌だ」
「思っていた感じと違う」
「完璧じゃない」
→ 気になるところを探してしまう
📈 加点方式
「ここは素敵だな」
「こういうところは安心できる」
「思っていたより話しやすい」
「一緒にいると落ち着く」
→ 相手の良さを見つけていく
📈 大切なのは「欠点がない人」ではありません。
結婚生活を考えたときに大切なのは、 相手に欠点が一つもないことではありません。
誰にでも苦手なことや、 「ちょっと気になるところ」はあります。
それ以上に、 「この人となら一緒にやっていけそう」 と思える部分があるかどうか。
🔍 減点方式から抜け出す
7つのポイント
①「嫌なところ」だけを書かない
気になるところを書き出したら、 同じ数だけ「良かったところ」も書いてみましょう。
②一度の印象で決めない
初対面はお互いに緊張しています。 一度会っただけでは見えない部分もたくさんあります。
③「欠点」と「違い」を分ける
自分と違うことが、 必ずしも悪いこととは限りません。
④「結婚に困ることか?」を考える
声が小さい、話し方が違うなど、 本当に結婚生活に大きな問題になるでしょうか?
⑤相手の「誠実さ」を見る
条件や外見だけでなく、 約束を守る、話を聞く、相手を尊重するなど、 人柄を見てみましょう。
⑥一緒にいる時の自分を見る
「相手がどうか」だけではなく、 「私は自然体でいられるか?」も重要です。
⑦「完璧な人」を探さない
完璧な相手を探すより、 お互いの違いを受け入れながら 一緒に成長できる相手を探しましょう。
🚨 事件の核心
「相手に欠点があること」ではありません。
問題は、
「欠点ばかりを見るようになっていること」 かもしれません。
婚活を長く続けていると、 「失敗したくない」という気持ちが強くなることがあります。
以前嫌な思いをした経験があれば、 「今度こそ慎重に選ばなければ」と思うのも当然です。
しかし慎重になりすぎると、 今度は「相手の悪いところを探す目」 が育ってしまうことがあります。
そして、どんな人に会っても、 「何か違う」と感じてしまう。
これは、相手が悪いとは限りません。
「見る場所」が変わってしまっているだけかもしれないのです。
👩⚖️ 仲人の見解
婚活は「採点」ではありません。
仲人として多くの婚活を見ていると、 「最初から完璧だった二人」が結婚するとは限りません。
むしろ、
「最初はそこまでタイプではなかった」
「会話は普通だった」
「プロフィールではピンとこなかった」
そんな二人が、何度か会ううちに 「なんだか落ち着く」 「この人といると自然」 と感じるようになることもあります。
結婚相手を探すとき、 「100点の人」を探す必要はありません。
「この人と一緒に、80点の日も50点の日も過ごせそうか」
そんな視点も大切です。
⚖️ 婚活の裁判所 判決
無罪!
ただし、原告には 「減点方式で相手を見る癖」が ついていた可能性があります。
よって裁判所は、 「相手の欠点探しを一度休み、良いところを探すこと」 を提案します。
気になるところがあること自体は、 悪いことではありません。
でも、 「気になるところがある=結婚相手ではない」 と決める前に、 「それ以上に、この人と一緒にいたいと思える部分はあるか?」 を考えてみてください。
あなたも、ちょっと確認してみませんか?
最近会ったお相手について、 「気になったところ」を3つ挙げてみてください。
そして、そのあとに……
「良かったところ」を3つ挙げてみてください。
もし、欠点はすぐに出てくるのに、 良かったところがなかなか出てこなかったら……
もしかすると、 あなたの婚活は少しだけ 「減点方式」 になっているのかもしれません。
婚活は、相手を採点する場所ではありません。
「この人と一緒にいると、私はどうなるんだろう?」
そんな視点で相手を見てみると、 今まで見えていなかったものが 見えてくるかもしれません。
⚖️ 婚活の裁判所 事件簿
気になる事件を選んで、裁判記録を読んでみてください。
🔎 婚活をもっと深く考える研究所
🏛️ 婚活研究所シリーズ
「私の婚活、減点方式になっているかも……」
そう感じたら、一人で答えを出そうとしなくても大丈夫です。
婚活では、 「相手をどう見るか」だけでなく、 「自分がどんな結婚をしたいのか」 を整理することも大切です。
ちょっとした疑問でも構いません。
婚活について気になることがあれば、
まずは気軽にご相談ください。
