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成婚した人に「なぜこの人?」と聞くと、意外と答えが曖昧|あれだけ条件を言っていたのに、最後は「なんとなく」 

成婚した人に「なぜこの人?」と聞くと、意外と答えが曖昧|あれだけ条件を言っていたのに、最後は「なんとなく」 

成婚した人に「なぜこの人?」と聞くと、意外と答えが曖昧
~あれだけ条件を言っていたのに、最後は「なんとなく」~

婚活を始めると、最初はかなり具体的に 「こんな人がいい」と考えます。

年齢はこのくらい。
仕事はこういう人。
価値観が合っていてほしい。
見た目もできれば好みがいい。
優しくて、誠実で、話しやすくて……。

もちろん、条件を考えることは悪いことではありません。

ところが。

実際に成婚した人へ、

「どうして、この人と結婚しようと思ったんですか?」

と聞いてみると、

「うーん……なんとなくです」

……あれ?

あれだけ婚活中に条件を考えていたのに、 最後の答えが「なんとなく」?

仲人からすると、これは実はそれほど珍しいことではありません。
ちょっと考えてみてください。

あなたが今、結婚相手を探しているとしたら、 「どんな人が理想ですか?」と聞かれて、 いくつ条件を答えられるでしょうか?

では、その条件をすべて満たした人が現れたら、 本当に「この人と結婚したい」と思うでしょうか?

ここに、婚活のちょっと不思議があります。

① 婚活中は「条件」で相手を見ます

婚活では、条件を確認することが大切です。

結婚は恋愛だけではなく、 生活を一緒につくっていくものですから、 年齢、仕事、住む場所、家族との関係、 生活スタイルなどを考えるのは当然です。

だからこそ、婚活を始めたばかりの頃は、 「自分はどんな結婚をしたいのか」を 条件に置き換えて考えることがあります。

条件は「入口」として大切です

条件を考えること自体が問題なのではありません。

問題になるのは、 条件だけで「この人は違う」「この人が正解」と 決めてしまうこと です。

② ところが、成婚する時には「条件」だけでは説明できなくなる

婚活中には、 「こういう人が理想です」と話していた人が、 実際には少し違うタイプの人と成婚することがあります。

もちろん、希望条件を無視しているわけではありません。

ただ、 「条件にぴったりだったから結婚した」 という一言では説明できないことが多いのです。

「条件は……まあ、全部が理想通りというわけではないんですけど。
一緒にいると楽だったんですよね」

仲人としては、 「ああ、そこなんですよね」 と思う瞬間です。

③ 「なぜこの人?」と聞かれて、答えが曖昧になる理由

結婚相手を決める時には、 いくつもの小さな出来事が積み重なっています。

話していて安心した。
自分の話をちゃんと聞いてくれた。
無理をしなくても一緒にいられた。
意見が違っても嫌な感じがしなかった。
困った時に自然に助けてくれた。

こうしたことは、 プロフィールの項目にはなかなか書けません。

そして、その一つひとつを 「結婚の決め手①」「決め手②」と 整理している人も、ほとんどいません。

仲人から見ると、実は「なんとなく」は悪い答えではありません

「なんとなく」という言葉の中には、 たくさんの小さな経験が詰まっていることがあります。

本人は一つひとつ覚えていなくても、 「この人といると自然だな」という感覚が 少しずつ積み重なっているのです。

④ 「条件がいい人」と「一緒にいたい人」は、同じではありません

ここは婚活で非常に大切なところです。

条件が良い人と、 一緒にいたいと思える人は、 必ずしも同じではありません。

例えば、 条件としては申し分ない人なのに、 一緒にいると妙に疲れることがあります。

逆に、 最初は「理想とは少し違うかな」と思った人なのに、 会う回数が増えるにつれて、 「この人といると落ち着く」と感じることもあります。

条件は「比較」できます。でも、安心感は比較しにくい。

年収や年齢、職業などは数字や情報で比べられます。

でも、 「一緒にいて自然」 「自分らしくいられる」 「ちゃんと話を聞いてもらえる」 という感覚は、数字にはできません。

⑤ 成婚した人は、途中から「条件」以外を見るようになることがあります

婚活を始めたばかりの頃は、 相手の条件を細かく確認していた人が、 交際が進むにつれて少しずつ変わることがあります。

「年収はいくらですか?」だけではなく、 「この人は、困った時どうする人なんだろう?」

「私の話をどう受け止めてくれるんだろう?」

「一緒に生活したら、どんな感じなんだろう?」

というように、 「情報」から「人」へ視点が変わっていく のです。

こんな変化があったら、相手の見方が変わっているかもしれません。
  • 条件より、相手の人柄が気になるようになった
  • 相手の良いところを自然に探すようになった
  • 少し違うところがあっても、すぐに断らなくなった
  • 一緒にいる時の自分の気持ちを考えるようになった
  • 「この人となら」と考えることが増えた

⑥ 仲人が「この二人、いいかもしれない」と感じる瞬間

仲人は、プロフィールだけを見ているわけではありません。

お見合いの後の反応、 交際中のやり取り、 相手について話す時の表情、 相談内容の変化なども見ています。

例えば、以前は 「もっと条件のいい人がいい」 と話していた人が、

「この人、こういうところが優しいんですよ」

と、相手の小さな魅力を話し始める。

仲人からすると、 「おや? ちょっと変わってきましたね」 となります。

本人は特に何も意識していないかもしれません。

でも、 「条件を確認する」から「この人を見る」 へ変わっているのです。

⑦ 「もっといい人」と比べるより、「この人といる自分」を見てみる

婚活では、どうしても比較が起こります。

「この人より、もっと条件がいい人がいるかもしれない」

「もっと話が合う人がいるかもしれない」

「もっと理想に近い人がいるかもしれない」

もちろん、慎重に考えることは大切です。

ただ、比較を続けていると、 いつの間にか 「相手がどういう人なのか」より、 「他にもっといい人がいるか」 ばかりを見るようになることがあります。

こんな質問をしてみてください。

「この人は理想通りですか?」

だけではなく、

「この人と一緒にいる時の私は、どんな自分ですか?」

こちらも考えてみるのです。

⑧ 「なんとなく好き」は、意外と大切な感覚です

婚活では、 「好き」という言葉を少し難しく考えてしまうことがあります。

ドキドキする。
毎日会いたい。
頭から離れない。

そんな恋愛的な感情だけを 「好き」だと思ってしまうこともあります。

でも、結婚相手を考える時には、 もっと静かな感覚もあります。

「また会いたい」
「一緒にいると落ち着く」
「話していると楽」
「嫌なところがあっても、もう少し知りたい」

こうした小さな感覚です。

仲人が気になるのは「完璧に好きか」ではありません

婚活では、 最初から「この人が運命の人!」となるとは限りません。

むしろ、 「なんとなく気になる」 「もう一度会ってみたい」 という小さな気持ちから始まることもあります。

⑨ 成婚した人に「なぜこの人?」と聞いてみると……

成婚が決まった後、 仲人が本人に聞いてみることがあります。

「ところで、どうしてこの人に決めたんですか?」

すると、

「うーん……なんとなく」

……また「なんとなく」です。

でも、少し話を聞いていくと、 実は「なんとなく」の中身が出てきます。

「一緒にいて無理しなくてよかった」
「ちゃんと話を聞いてくれた」
「嫌なことがあった時も逃げなかった」
「自分のことを大事にしてくれた」
「気がついたら、この人といるのが普通になっていた」

つまり、 「なんとなく」ではなく、 「説明しきれないほど小さな理由が積み重なっていた」 ということがあります。

⑩ 結婚相手選びは、最後まで「正解探し」ではないのかもしれません

婚活をしていると、 「正解の相手」を探したくなります。

条件が合っている。
価値観が合っている。
相性がいい。
周囲からも良いと言われる。

もちろん、こうした確認は大切です。

ただ、 それだけを積み上げても、 「だから、この人と結婚したい」 という気持ちになるとは限りません。

結婚相手は、 テストの答案のように 「100点の人」を探すものではありません。

大切なのは「この人が完璧か」ではなく、「この人と一緒に進めそうか」

違いがあっても話し合える。
困った時に支え合える。
一緒にいると自然でいられる。
お互いに相手を大切にしようと思える。

そうした関係が少しずつ育っていくことが、 結婚につながることがあります。

まとめ|「なぜこの人?」の答えは、条件表の中にはないことがあります

婚活では、最初に条件を考えます。

それは必要なことです。

でも、実際に誰かと出会い、 話をして、何度か会って、 少しずつ相手を知っていくと、 判断する基準が変わることがあります。

「年収が○万円だから」でもなく、 「年齢が理想だから」でもなく、 「条件が100点だから」でもない。

最後には、

「この人といると、なんとなく安心する」
「この人となら、一緒にやっていけそう」

そんな感覚が、 結婚を決める大きな理由になっていることがあります。

仲人からすると、 「なんとなく」という言葉の中にこそ、 その人が積み重ねてきた婚活の答えが 隠れているように感じることがあります。

婚活は、「正解の人」を探す旅ではなく、 「この人となら」と思える人に出会う旅なのかもしれません。

編集部より

婚活をしていると、 「もっと条件のいい人はいないかな?」と 考えてしまうことがあります。

それは決して悪いことではありません。

一生のことだからこそ、 慎重になるのは当然です。

ただ、成婚した人を見ていると、 最後に残るのは意外と 「条件」ではないことがあります。

「なんとなく安心する」
「一緒にいると楽」
「この人となら話し合えそう」

そんな小さな感覚が、 いつの間にか大きな決め手になっている。

婚活って、ちょっと不思議ですよね。

そして、だからこそ面白いのかもしれません。

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